欧州でパブリックセクターのイノベーションを駆動する機関として注目されている「フューチャーセンター」。日本では、企業でのイノベーションを生み出すプログラムとして発展してきました。もしも、シブヤ大学がフューチャーセンターになったら、市民参加でどんな問題解決や価値創造ができるでしょう?
野村 恭彦
イノベーション・ファシリテーター
「知識創造型組織づくり」の専門家として、ワークスタイル変革、知識創造の場の設計、社会イノベーション、フューチャーセンターなどを通して「ダイナミックな知の生態系」をデザインする。
株式会社フューチャーセッションズ代表取締役社長。
博士(工学)。国際大学GLOCOM主幹研究員、K.I.T.虎ノ門大学院客員教授を併任。
慶應義塾大学大学院理工学研究科 開放環境科学専攻後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。2012年6月、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。
著書に『フューチャーセンターをつくろう』、『サラサラの組織』、『裏方ほどおいしい仕事はない!』、監修/監訳書に『コミュニティ・オブ・プラクティス』、『ゲームストーミング』などがある。