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CINEASTE3.0デジタル時代の映像作家たち

映画監督:真利子哲也、瀬田なつき/映画評論家:渡邊大輔

会 期 2012年11月 3日(土)
時 間 18:00 - 20:00(予定)
場 所 COURT
料 金 1500円
定 員 100名
事前申込 不要
主 催 ドリームキッド、キネアティック
第1部 - 映画上映
『NINIFUNI』(監督:真利子哲也)
『5windows』(監督:瀬田なつき)
 
第2部 - トークイベント (※USTREAM配信あり)
 MC:渡邉大輔 Guest:真利子哲也、瀬田なつき
 
 
『CINEASTE 3.0』は、現在東京・大阪を中心に盛り上がりを見せている若手映画作家たちをフィーチャーし、渋谷ヒカリエ「8/」の特設スクリーンおよびUSTREAM、VIMEOなどのオンライン映像メディアを使用して行う多角的でソーシャルな定期上映イベントです。
 
近年、国内外の映画業界を揺るがしている映画フォーマットのデジタル化は、映画史におけるトーキー、カラーに次ぐ第三の革命と言われ、フィルムの生産終了やコダック社の破産法申請などと共に連日各メディアでも大きく取り上げられています。
 
この新たな変革の時代にあって、撮影機材の急速な進歩やインターネットメディア/SNSなどの台頭に順応しながら新しいスタイルの制作、発信を模索している若手監督たちに焦点を当て、その活動と作品を通して現代の映画作家(=シネアスト3.0)の姿に迫ります。
 
また、一時代を築いた渋谷の映画文化の礎である「渋谷パンテオン」跡地である「渋谷ヒカリエ」にて開催することで、渋谷エリアのみならず、これからの日本の映画文化の新しいアプローチと活性化の象徴となるようなイベントを目指すと共に、企業や他分野のアーティストと若手映像作家との出会いの場として、魅力的なビジネスが生まれるプラットフォームとして機能して行くことを目的としています。
 
『CINEASTE 3.0』公式ページはコチラ
http://www.cineaste30.com/

真利子哲也(まりこてつや)

1981年東京生まれ。法政大学在学時に自主制作した『極東のマンション』と『マリコ三十騎』が、2年連続でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門でグランプリを受賞、国外でもオーバーハウゼン国際短編映画祭にて映画祭賞を受賞し、注目を集める。その後、商業映画のメイキング・ディレクターを務めたのち、東京藝術大学映像研究科に入学、初の長編映画となった修了作品『イエローキッド』は、学生映画として異例の全国公開となった。次作『NINIFUNI』は中編映画ながらロカルノ国際映画祭の特別作品として選出され、各地で反響を呼び、劇場公開となった。最新作は、オムニバス映画『同じ星の下、それぞれの夜』の一篇で、全編マレーシアで撮影した『FUN FAIR』。


瀬田なつき(せたなつき)

1979年 大阪府生まれ。映画監督。横浜国立大学大学院環境学府修了。東京芸術大学大学院映像研究科修了。映画、WEBムービー、PV、CMなどを監督。2011年、映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(出演:大政絢、染谷将太)で長編メジャーデビュー。他、監督作には映画『彼方からの手紙』(2008年 出演:スズキジュンペイ、朝倉あき)、『あとのまつり』(2009年 出演:中山絵梨奈、福田佑亮)、にほんのうたフィルム『シャボン玉』(2010年 出演:小松菜奈、桐嶋ヒナタ)、『5windows』(2012年 出演:中村ゆりか、染谷将太)、全日空ANA webドラマ『空の話』(2012年 出演:永池南津子、太賀、小柳友)、auビデオパス配信ドラマ『コレカラ』(2012年 出演:成海璃子、温水洋一、三浦貴大)などがある。


渡邊大輔(わたなべだいすけ)

1982年生まれ。映画史研究者・批評家。現在、日本大学芸術学部非常勤講師。専攻は日本映画史・映画学。2005年に評論家デビュー。共著に『日本映画史叢書15 日本映画の誕生』(森話社)『見えない殺人カード』(講談社文庫)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)『ソーシャル・ドキュメンタリー』『このショットを見よ』(以上、フィルムアート社)など多数。初の単著『イメージの進行形 ―ソーシャル時代の映画と映像文化』(人文書院)を刊行準備中。