会 期 | 2013年2月 4日(月) |
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時 間 | 19:00 - 21:00 |
開場時間 | 18:00:00 |
場 所 | COURT |
料 金 | 無料 |
定 員 | 100人 |
事前申込 | 要 ご予約はこちら:http://www.kineattic.com/cineaste30 (お席に限りあるため、ご予約をお勧めします。) |
主 催 | ドリームキッド、キネアティック |
『CINEASTE 3.0』は、現在東京・大阪を中心に盛り上がりを見せている若手映画作家たちをフィーチャーし、渋谷ヒカリエ「8/」の特設スクリーンおよびUSTREAM、VIMEOなどのオンライン映像メディアを使用して行う多角的でソーシャルな定期上映イベントです。
近年、国内外の映画業界を揺るがしている映画フォーマットのデジタル化は、映画史におけるトーキー、カラーに次ぐ第三の革命と言われ、フィルムの生産終了やコダック社の破産法申請などと共に連日各メディアでも大きく取り上げられています。
この新たな変革の時代にあって、撮影機材の急速な進歩やインターネットメディア/SNSなどの台頭に順応しながら新しいスタイルの制作、発信を模索している若手監督たちに焦点を当て、その活動と作品を通して現代の映画作家(=シネアスト3.0)の姿に迫ります。
第二回ゲストは『サウダーヂ』で毎日映画コンクール「優秀作品賞」「監督賞」をダブル受賞した富田克也監督と村上淳が主演を務めた『playback』が劇場公開中の三宅唱監督です。イベントでの上映作品はそれぞれ『チェンライの娘』(2/9に劇場公開を控えた特別先行上映)と『やくたたず』です。
『CINEASTE 3.0』は、現在東京・大阪を中心に盛り上がりを見せている若手映画作家たちをフィーチャーし、渋谷ヒカリエ「8/」の特設スクリーンおよびUSTREAM、VIMEOなどのオンライン映像メディアを使用して行う多角的でソーシャルな定期上映イベントです。
近年、国内外の映画業界を揺るがしている映画フォーマットのデジタル化は、映画史におけるトーキー、カラーに次ぐ第三の革命と言われ、フィルムの生産終了やコダック社の破産法申請などと共に連日各メディアでも大きく取り上げられています。
この新たな変革の時代にあって、撮影機材の急速な進歩やインターネットメディア/SNSなどの台頭に順応しながら新しいスタイルの制作、発信を模索している若手監督たちに焦点を当て、その活動と作品を通して現代の映画作家(=シネアスト3.0)の姿に迫ります。
第二回ゲストは『サウダーヂ』で毎日映画コンクール「優秀作品賞」「監督賞」をダブル受賞した富田克也監督と村上淳が主演を務めた『playback』が劇場公開中の三宅唱監督です。イベントでの上映作品はそれぞれ『チェンライの娘』(2/9に劇場公開を控えた特別先行上映)と『やくたたず』です。
プロフィール
富田克也 / tomita katsuya1972年山梨県甲府市生まれ。高校卒業後上京。配送業に従事し給料を制作費につぎ込みながら、制作期間5年を費やし、処女作『雲の上』(8mm/140min)を2003年に発表。この作品が「映画美学校映画祭2004」にて最優秀スカラシップを受賞。この賞金を原資に『国道20号線』(16mm/77min) を制作し2007年に発表、全国公開された。その頃より、それまで行動を共にしてきた仲間たちと共に、大手制作会社による映画ビジネスとは一線を画して、制作・配給・宣伝まで全てを自ら行う、映像制作集団「空族」を立ち上げる。新作『サウダーヂ』も同じ体制で制作されたが、自主制作にして異例のロカルノ国際映画祭メインコンペティション正式出品を皮切りに、ナント三大陸映画祭ではグランプリ「金の気球賞」を獲得、国内では毎日映画コンクール「優秀作品賞」「監督賞」をダブル受賞。2012年にフランスでの全国公開も果たした。
三宅 唱 / miyake sho1984年札幌生まれ。2007年映画美学校フィクションコース初等科修了。2009年一橋大学社会学部卒業。2009年短編『スパイの舌』(08)が第5回シネアスト・オーガニゼーション・大阪 (CO2)エキシビション・オープンコンペ部門にて最優秀賞を受賞。2010年初の長編作として『やくたたず』を製作・監督(第6回CO2助成作品)。最新作『Playback』(2012)が第65回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品され、オーディトリウム渋谷にてロードショーされた。
渡邉大輔 / watanabe daisuke1982年生まれ。映画史研究者・批評家。現在、日本大学芸術学部非常勤講師。専攻は日本映画史・映画学。2005年に評論家デビュー。共著に『日本映画史叢書15 日本映画の誕生』(森話社)『見えない殺人カード』(講談社文庫)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)『ソーシャル・ドキュメンタリー』『このショットを見よ』(以上、フィルムアート社)など多数。2012年に初の単著『イメージの進行形 ―ソーシャル時代の映画と映像文化』(人文書院)が刊行され、話題を呼んでいる。