不特定多数の人々が行き交う渋谷。SNSを通じてMOYAIさんが本の物々交換を呼び掛け場をつくる「MOYAI book」プロジェクトを、昭和女子大学杉浦研が企画・設計・制作し写真家とコラボして創ります。新旧のコミュニケーションツールである「SNS」と「物々交換」、新旧の渋谷の「景色」をMOYAIさんは繋ぎます。
ここはMOYAIさんの視点から見た渋谷の記憶と記録の集積の場であり、この交錯する渋谷の谷状の部屋は人々の出会いを生みます。SNSの呼び掛けに答え、何人の方が訪れるのか実験の場でもあります。お持ち頂いた本は伊東建築塾を通して東北へ。Facebook:MOYAIさん Twitter :MOYAI@_2
プロフィール
杉浦久子
東京生まれ。1987年早稲田大学大学院(建築)修了。1994年仏・国立建築学校パリ・ラ・ヴィレット校修了。(仏国政府公認建築家資格取得) 昭和女子大学教授。建築、都市、アートなどの領域に囚われることなく、「居場所」という視点から、多くのアートイベントにも参加。地域や行政と恊働し様々な実験的プロジェクトを実施。1994年仙台メディアテーク建築設計競技(古谷誠章氏と共同設計)優秀賞。2002年SDレビュー入選「蚊帳のウチ」等
杉浦久子研(suginoco)
建築の立場から人と環境、場所の関係をテーマに研究、設計活動を行っています。2000年頃から毎年、実際のまちに出て1/1プロジェクト「サイト・リノベーション」を行い、場所に寄り添うことによって出来る空間をつくることや既存空間の質を再発見し、新たな場を実施する活動を様々な地域の方々と展開中。
杉浦友哉
東京生まれ。1987年早稲田大学大学院(建築)修了。1994年仏・国立建築学校校ヴェルサイユ校修了。(仏国政府公認建築家資格取得) 1994年から槇総合計画事務所、2013年スギウラ・アーキテクツ代表 2000年取手アートプロジェクト「家」郊外住宅、入選「交感ウサギ」等。(杉浦久子と共同設計)
杉浦久子+杉浦久子研(suginoco)+杉浦友哉
2003年「ユキノウチ」、2006年「幸のウチ」、2009年「雪ノウチ」、2012年「山ノウチ」 (大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ), 2012年「MOYAIさんがゆく Part.1」(shibuya1000) 等https://sites.google.com/site/sugiurahp
鈴木一成
1995年 専門学校桑沢デザイン研究所写真研究科卒業後渡仏。1998年帰国後フリーランスのPhotographerとして活動, 2005年 brand new fabrique 所属、2009年からContemporary art gallery TOKIO OUT of PLACE director, 2012 年から専門学校桑沢デザイン研究所、非常勤講師、2012年「MOYAIさんがゆく Part.1」(shibuya1000)より杉浦久子研と共同