シブヤ経済新聞では、読者の皆さまと直接コミュニケーションが図れるリアルな場として、新しい情報発信基地「渋谷ヒカリエ」を拠点にシリーズイベント「シブヤ経済新聞文化センター」を定期的に開催しています。
今回のテーマは「代官山地下化切替工事」。3月15日、惜しまれつつ東急東横線のかまぼこ屋根の地上駅舎が営業を終了し、その翌朝には東京メトロ副都心線の相互直通運転が予定通り運行をスタート。多くの人々に見送られた元住吉行き最終電車や、新しい渋谷駅から始発列車が発車するシーンはメディアでも取り上げられ大きな注目を浴びました。
こうした華やかな表舞台の一方、15日深夜から翌朝まで行われた「代官山地下鉄切替工事」の存在があったことも忘れられません。終電から始発までわずか3時間半、1200人を動員して行われた切替工事は、日本の技術力の高さをあらためて世に知らしめた「歴史に残る大工事」です。いわば、今回の相互直通運転のもう一つの主役と言っても過言ではありません。
そこで今回のシブ経文化センターでは、短時間で切替工事を成功させた東急電鉄・東急建設の独自工法「STRUM(直下地下切替工法)」をテーマとし、実際に工事に携わった関係者をゲストにお迎えし、住宅やビルが密集する代官山駅付近で工事を実施する上での問題点や対策、さらに当日の工事状況に至るまでを振り返り、「代官山地下化切替工事」の全容に迫りたいと思います。
イベント冒頭では、シブヤ経済新聞の最近のニュースを西編集長が紹介する「シブ経アップデート」コーナーもあります。会社帰りに、学校帰りに、気軽にお立ち寄りください!