シブヤ経済新聞では、読者の皆さまと直接コミュニケーションが図れるリアルな場として、「渋谷ヒカリエ」を拠点にシリーズイベント「シブヤ経済新聞文化センター」を定期的に開催しています。
今回のテーマは「クラウドソーシング」。企業と働きたい個人をインターネット上でつなぐ新しいサービスの一つで、「新しい働き方」を提供するトレンドとして高い注目を集めています。企業はクラウドソーシングを通じて直接会うことなく仕事を発注し、クリエーター側も地方や海外に住んでいながらも、その仕事を受注することが可能となります。特にクラウドソーシング市場は震災以降に急速に成長を遂げ、現在、その利用者は国内に40万人。さらに今後、その市場は飛躍的に拡大するだろうと予測されています。
2025年の未来の仕事を生々しく予見した「ワークシフト」(リンダ・グラットン著)がベストセーラーとなりましたが、その中でも未来を形づくるテクノロジーの要因の一つとして、「地球上の至る所で『クラウド』を利用できるようになる」ことが挙げられています。仕事のフィールドはもはや国内のみならず、世界と個人が簡単に結びつく時代がやってきています。
そこで今回は「クラウドソーシング」をテーマに、従来の「会社で働く」という概念を大きく変える新しいワークスタイルのあり方について考えてみたいと思います。ゲストスピーカーには、6月に鎌倉から渋谷に本社を移したばかりで、クラウドソーシングのリーディングカンパニーであるランサーズ社長の秋好陽介さんを迎え、クラウドソーシングの仕組みから未来の働き方に至るまで、じっくりとお話をうかがいます。
イベント冒頭では、シブヤ経済新聞の最近のニュースを西編集長が紹介する「シブ経アップデート」コーナーもあります。会社帰りに、学校帰りに、気軽にお立ち寄りください!