VISION'D VOICEは、編集者としてのナガオカケンメイが、現代社会の若い世代に向けて、ビジョンを提示し続けている活動家をゲストに迎えて、「ありのままの声」を聞き出し、その人の声をBGMのように収録した新しいスタイルのインタビューレーベルです。
2003年に立ち上がり、第1回目にデザイナー吉岡徳人さんを迎え、2005年までに世界的に活躍するアーティスト、建築家、デザイナー10名の声を収録してきました。スタートから10年、VISION'D VOICEは公開収録という形で復活することになりました。
復活第1弾のゲストは「studio-L」の代表であり、コミュニティーデザイナーとして活躍する山崎亮さん。その活動、発想、普段の生活について、ナガオカケンメイが聞き手となり、山崎さんが描くこれからのビジョンを参加者のみなさんと共有していきます。
「VISION'D VOICE」 http://www.d-department.com/jp/project/visiond-voice/
プロフィール
山崎 亮(やまざき りょう)
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学農学部にて増田昇に師事(緑地計画工学専攻)。メルボル ン工科大学環境デザイン学部にてジョン・バージェスに師事(ランドスケープアーキテクチュア専攻)。大阪府立大学大学院(地域生態工学専攻)修了後、 SEN環境計画室勤務。三宅祥介からデザイン、浅野房世からマネジメントを学び、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解 決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが 多い。2006-2010年には、(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構(林敏彦研究室/中瀬勲研究会)にて中山間離島地域の集落について研究。 2013年3月、東京大学大学院博士課程修了。
現在は、studio-L代表、京都造形芸術大学教授(空間演出デザイン学科長)、慶應義塾大学特別招聘教授。主な著書に『コミュニティデザイン』(学芸 出版社)、『ソーシャルデザイン・アトラス』(鹿島出版会)、『コミュニティデザインの時代』(中公新書)、『まちの幸福論』(NHK出版)などがある。