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©宇野常寛/PLANETS

Hikarie +PLANETS 渋谷セカンドステージ vol.3 ものづくり2.0ハードウェアの思想が社会を変える

会 期 2014年8月 1日(金)
時 間 19:30 - 21:30
場 所 COURT
料 金 3.000円
定 員 120名
事前申込
☆詳細はこちらをご覧ください☆ http://peatix.com/event/44209
※残席数次第では当日券も発行の予定
主 催 PLANETS(主宰:宇野常寛) 
公式HP:http://wakusei2nd.com
 トヨタ、ソニー、シャープ。戦後の日本を代表するメーカー(製造業)が苦戦する中で、沸き起こりつつあるのが家電ベンチャーなど従来の“ものづくり”の枠にしばられない新しいメーカーのムーブメントです。家電ベンチャーのCerevo(セレボ)、電動バイクのテラモーターズなど、新聞などのマスメディアに取り上げられる企業も多くあります。
 では、家電ベンチャーは日本の伝統的な“ものづくり”を壊すものなのでしょうか? 従来の伝統的な日本の“ものづくり”と、今起こりつつある家電ベンチャーなどの新しい波はお互いに対立するものなのでしょうか?
 今回も渋谷ヒカリエに本テーマを語るにふさわしいメンバーが集まることになりました。家電ベンチャー株式会社Cerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏、脳波で動くネコミミ”necomimi”の開発者でフリープランナーの加賀谷友典氏、慶應義塾大学大学院特任教授であり日本においてデザイン・マネジメントを提唱する数少ない一人であるMTDO inc.(エムテド)代表取締役の田子學氏、トヨタ自動車(株)を経てznug design を設立しまったく新しい自動車や工業製品を生み出し続けるデザイナー/クリエイティブコミュニケーター/znug design代表の根津孝太氏、そして宇野常寛の5人です。司会には、ニッポン放送アナウンサーで「よっぴー」の愛称で親しまれる吉田尚記氏を迎えました。
 日本の製造業、日本の“ものづくり”のこれからである「ものづくり2.0」の未来はどうなるのでしょうか? その可能性を考えます。なお、今回のイベントは2014/5/11に渋谷loftwork Labで行われた「ものづくり2.0――世界を変える日本版メーカーズムーブメントの現在」の続編となります。
プロフィール
 
岩佐琢磨(いわさ・たくま)
1978年生まれ、立命館大学理工学研究科卒。 2003年から松下電器産業(現パナソニック)株式会社にてネット接続型家電の商品企画に従事。 2007年12月より、ネットと家電で生活をもっと便利に・豊かにする、という信念のもと、ネット接続型家電の開発・販売を行う株式会社Cerevo(セレボ)を立ち上げ、代表取締役に就任。 世界初となるインターネットライブ配信機能付きデジタルカメラ『CEREVO CAM live!』や、既存のビデオカメラをライブ配信機能付きに変えてしまう配信機器『LiveShell』シリーズなどを販売。 2012年3月からはクラウドファンディング分野に参入、ガジェットに特化したクラウドファンディングサービス『Cerevo DASH』を運営し、ガジェット・スタートアップを製造面・販売面から支援している。
 
加賀谷友典(かがや・とものり)
1972年生まれ、慶應義塾大学総合政策学部卒業。フリーのプランナーとしてデジタル・ネットワーク領域で多数のプロジェクト立ち上げに参加。新規事業開発における調査、コンセプトの立案、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」「Phonebook」「iButterfly」(電通)、「GEOCOSMOS」(日本科学未来館)、読売新聞yorimoプロジェクト、脳波で動くネコミミ”necomimi”など。
 
田子學(たご・まなぶ)※調整中
株式会社東芝デザインセンターにて家電、情報機器デザイン開発にたずさった後、株式会社リアル・フリートのデザインマネジメント責任者として従事。その後2008年株式会社エムテドを立ち上げる。現在は幅広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルでデザイン、ディレクション、マネジメントし、社会に向けた新しい価値創造を実践している。
 
根津孝太(ねづ・こうた)
1969年東京生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。トヨタ自動車入社、愛・地球博 『i-unit』コンセプト開発リーダーなどを務める。2005年(有)znug design設立、多く の工業製品のコンセプト企画とデザインを手がけ、企業創造活動の活性化にも貢献。賛同 した仲間とともに「町工場から世界へ」を掲げ、電動バイク『zecOO (ゼクウ)』の開発 に取組む一方、トヨタ自動車とコンセプトカー『Camatte (カマッテ)』などの共同開発 も行う。パリ Maison et Objet 経済産業省ブース『JAPAN DESIGN +』など、国内外の デザインイベントで作品を発表。グッドデザイン賞、ドイツ iFデザイン賞、他多数受賞。
 
宇野常寛(評論家、PLANETS編集長)
1978年生。評論家/批評誌〈PLANETS〉編集長。 著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)。『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)。『日本文化の論点』(筑摩書房)、『原子爆弾とジョーカーなき世界』(メディアファクトリー)。共著に濱野智史との対談『希望論』(NHK出版)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)。企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)など。京都精華大学非常勤講師も務める。
 
【司会】吉田尚記(よしだ・ひさのり)
1975年生、ニッポン放送アナウンサー。慶應義塾大学文学部卒業後、1999年にニッポン放送に入社、制作部アナウンサールームに配属。以来、「オールナイトニッポン」シリーズ、「ミューコミ」などの番組を担当。現在は「ミュ~コミ+プラス」などを担当しており、2012年にはギャラクシー賞DJパーソナリティ賞を受賞。自身のラジオ番組ではTwitterなどネットを積極的に活用し、さらには自らトークイベント「吉田尚記の場外ラジオ #jz2」を開催するなど、その先駆的な取り組みが注目されている。放送業界でも一、ニを争うアニメやゲームのオタクとしても知られる。愛称は「よっぴー」。