シブヤ映画祭ゼミは「渋谷」と「映画」に愛着がある人びとが集まって、あるようでなかった「渋谷らしい映画祭」を開催するべく活動するシブヤ大学の新しいゼミ・サークルです。毎春開催へ向けて、年間を通じて映画祭の新しい可能性を模索していきます。といっても、すべてが「手作りの市民映画祭」です。上映する場所も、作品も、テーマも、なにも決まっていません。興味ある人たちと一緒に、一から手探りで作り上げていく映画祭です。
3月15日(日)は、その記念すべきスタート授業。イメージフォーラムの映画プログラマー&キュレーターの山下宏洋さんを講師に迎え、現在の日本映画界や映画祭事情について学びつつ、来春開催を目指す第1回目シブヤ映画祭のアイデアをワークショップ形式で考えていきます。
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【︎第1部 レクチャー】
第1部は、イメージフォーラムの山下さんとともに渋谷におけるこれまでの単館映画館の歴史を振り返りつつ、いまの映画界や映画館、そして映画祭がどのように配給・運営されているか、消費者はなにを求めているかといった、現状把握をトーク形式で理解していきます。
【︎第2部 レクチャー】
第2部は、第1部の理解をふまえながら、いまそして未来にどのような映画祭を開催すれば、「映画」がより私たちにとって身近なものになるか、楽しいものになるかのアイデアを、ワークショップ形式でブレインストーミングしていきます。そこで出たアイデアを源泉としながら、今年のシブヤ映画祭ゼミはスタートします。
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テレビやパソコン、タブレット、スマホといった映画鑑賞ができるデバイスが充実し、確実に「映画を楽しめる環境」が増えているいま、映画館を含めその「楽しみ方」も多様に広がりで、まだまだ見知らぬ「たまらない鑑賞法」が幾多もあるはず。
休日の公園で恋人と寝そべりながら鑑賞する…。
食事を終えたあとレストランで、家族やお客さん一緒にゆっくりスクリーンを眺める…。
ライブハウスで生バンドの演奏を聴きながらロック映画にひたる…。
そんな限りなくある楽しみ方を、ひとつずつ一緒に実現していきませんか?