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第2回東京フォーラム「いま考えるTURN」日本財団アール・ブリュット美術館合同企画展2014→2015

会 期 2015年4月12日(日)
時 間 13:00 - 15:30
場 所 COURT
料 金 入場無料
定 員 100名
事前申込
予約・お問い合わせ先:artbrut@ps.nippon-foundation.or.jp
申込み方法:件名を「第2回東京フォーラム申込み」としてください。
主 催 TURN展実行委員会(みずのき美術館、鞆の津ミュージアム、はじまりの美術館、藁工ミュージアム)、日本財団
共催 社会福祉法人松花苑、社会福祉法人創樹会、社会福祉法人安積愛育園、特定非営利活動法人ワークスみらい高知
特別協力 渋谷ヒカリエ
障がい者支援施設を運営する法人が開設したアール・ブリュット美術館 4 館による合同企画展「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」が開催されています。「TURN」とは、監修者日比野克彦氏が、「アール・ブリュットとは何か」ということをより普遍的に昇華させるために掲げた言葉です。「陸」という日常から「海」へと潜るようなまなざしを示し、新しい世界の可能性を「TURN」という言葉とともに問い直しています。
そんな「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」展の目指すものを東京から発信するシリーズ「東京フォーラム」。今回は「いま考えるTURN」と銘打って、これまでの展示会期を振り返るとともに、みなさんとともに「TURN」について考える場をひらきます。
 
【当日のプログラム】
全体ファシリテート:西村佳哲
 
13:00 ごあいさつ(日本財団)
 
13:05 展覧会概要報告
 奥山理子(みずのき美術館)、櫛野展正(鞆の津ミュージアム)、岡部兼芳(はじまりの美術館)、
 松本志帆子(藁工ミュージアム)、長津結一郎(TURN展事務局)
 
13:20 トークセッション「ひとがはじめからもっている力って何だろう?」
 日比野克彦(本展監修者)× 和多利浩一(ワタリウム美術館)
 
14:00 ラウンドテーブル「いま考える TURN」
※来場者みなさんでグループに分かれて「TURN」について語り合います

日比野克彦

1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。ぎふ清流国・•ぎふ清流大会総合プロデューサーを務める。日本サッカー協会理事。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。
http://www.hibino.cc


和多利浩一

1960年生まれ。早稲田大学卒業。1980年大学一年生の時、姉・恵津子と共にミュージアムショップ「オン・サンデーズ」を創立。90年「ワタリウム美術館」の創業者の一人として参加。現代美術を中心に、建築、写真、彫刻と幅広い展示活動を行い、2003年ヘンリ・ーダーガー展、2009年アロイーズ展などのアール・ブリュット展示なども企画。92年国際展ドクメンタ9で初の日本人スタッフとして働く。95年第1回ヨハネスブルグ・ビエンナーレの日本代表コミッショナー。1996年より岡本太郎現代芸術賞の審査員を歴任。地域ボランティア活動とし「原宿・神宮前まちづくり協議会」を発足させ、その初代代表幹事を務めた。
ワタリウム美術館 http://www.watarium.co.jp/


西村佳哲

1964 年東京生まれ。プランニング・ディレクター。つくる/教える /書く、三種類の仕事を手がける。代表を務める(有)リビングワールドは、情報デザインやコミュニケーション・デザインを主領域とするデザイン事務所。働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(バジリコ)、『自分の仕事を考える3日間Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(弘文堂)、『かかわり方のまなび方』(筑摩書房)がある。


奥山理子

みずのき美術館キュレーター。母の仕事の関係で、12歳頃からしばしば毎日を社会福祉法人松花苑みずのきで過ごす。2007年以降の法人主催のアートプロジェクトや、「みずのき」の農園活動にボランティアで従事した後、美術館の立ち上げに携わり、現職。


櫛野展正

鞆の津ミュージアムキュレーター。2000年より、あゆみ苑成人寮にて生活支援員として働きながら、障がいのある人たちへの表現活動のサポートを開始。ここで生まれた作品は国内外で高く評価されている。2012年より現職。社会の周縁で表現を続けている人たちに焦点を当て、企画を行う。


岡部兼芳

はじまりの美術館キュレーター。福祉作業所支援員、臨時教員を経て、2003年社会福祉法人安積愛育園入社。あさかあすなろ荘にて生活支援員として働く中で、知的に障がいのある利用者の表現活動をサポートする「ウーニコ」に携わる。2014年より現職。


松本志帆子

藁工ミュージアムキュレーター。立正大学文学部史学科(東洋史専攻)卒業後、「横浜トリエンナーレ2001」のエデュケーションプログラムでのボランティア活動をきっかけにアートにはまる。2010年より現職に就き、開館準備から携わる。