今秋スタートした地方創生の新しいプラットフォームNext Commons Labと、これからの働き方や暮らし方、日本の未来について語ります。
ほしい未来をじぶんたちの手でつくる時代がやってきました。
今秋、本格的にスタートしたNext Commons Lab(ネクストコモンズラボ)は、地域資源を活用しながら、じぶんたちの手であたらしい社会インフラを実現するためのプラットフォームです。
行政や企業、個人起業家のコラボレーションにより、新規事業開発やあたらしいコミュニティ形成、地域間ネットワークなどを実現します。
インキュベーション機能に加え、広義でのベーシックインカムを備えたこのプロジェクトは単に地方創生という枠組みを超えて、これからの社会を創造するあらたな仕組みとして、多方面から注目を集めています。
この実験的な取り組みの背景や展望について詳しく紹介しながら、これからの社会の在り方と可能性、個人の働き方や暮らし方の未来について議論していきます。
【登壇者プロフィール】
宮台真司
社会学者、首都大学東京教授
1959年仙台市生まれ。京都市で育つ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。大学院在学中からサブカルライターとして活躍し、90年代に入るとメディアにもたびたび登場、行動する論客として脚光を浴びた。現在は、インターネット動画番組や個人ブログなど自らの媒体を通じて社会に発信を続ける。著書に『14歳からの社会学』(世界文化社)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎、2014年)ほか多数。
林篤志
Next Commons Lab代表
2009年に「自由大学」、2011年に高知県土佐山地域に「土佐山アカデミー」を創業。2015年、地方への多様な関わり方を生みだすコミュニティ「東北オープンアカデミー」を開始。昨年の夏から遠野の山奥に拠点を持ち、日々全国各地を行き来している。合同会社paramita代表、株式会社NextCommons代表取締役。
Next Commons Labとは
行政、民間企業、起業家など多様なステークホルダーを巻き込みながら、地域にあたらしい産業を生み出し、地方が抱える共通課題を解決する研究所。
既存の観念にとらわれない社会システムの具現化、新しい働き方や暮らし方の実践など、自分たちの手で未来をつくるためのプラットフォーム。
第一弾は「岩手県遠野市」において、10の領域 / テーマでプロジェクトを立ち上げ、事業を展開する起業家候補を採用。今後も全国各地に展開を予定している。
これまで磨いてきた技術や専門性、社会を変えるアイデア、働き方や暮らし方への探求など、個人がその力を発揮できる仕組みをもった実験的な取り組みになります。
http://nextcommonslab.jp