ミティ・ルアンクリタヤー(タイ)とサラ・アブ アブダラ(サウジアラビア)アーティスト2名によるトークです。
NPO法人アーツイニシアティブトウキョウ[AIT/エイト]とバッカーズ・ファンデーションによるアーティスト・イン・レジデンスで東京に滞在し、新作を制作したミティ・ルアンクリタヤー(タイ)とサラ・アブ アブダラ(サウジアラビア)アーティスト2名によるトークです。
彼らのこれまでの作品にまつわる思考や、今回、渋谷にあるビルの屋上で行った制作や漫画、アニメーションから得た構想など、滞在中に行ったリサーチについて、また、それらの体験が、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催されている二人展の新作にどのように投影されているか、スライドを交えて紹介します。
ミティ・ルアンクリタヤー
(1981年バンコク生まれ。バンコク在住)
ルアンクリタヤーは、タイのバンコクを拠点に写真やテキストなどを用いて創作活動を行っています。その作品は、ルアンクリタヤー自身の周辺にみられる問題を軸にしながら、特に都市におけるさまざまな環境や人びとと、その変化や進歩などを扱っています。
サラ・アブ アブダラ
(1990年生まれ。サウジアラビア・カティーフ在住)
サウジアラビアの東部にある都市、カティーフを中心に国内外でアーティスト活動を行っています。ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(アメリカ・ロードアイランド州)にてデジタル・メディアを学び、シャルジャ大学(アラブ首長国連邦)でアート・デザインを学びました。現在は、映像やインスタレーション、詩、イメージなどのあらゆるメディアを扱いながら、サウジアラビアの社会に内在する問題を浮き上がらせるような作品を制作しています。
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Miti Ruangkritya
Born in 1981, lives and works in Bangkok, Thailand
Ruangkritya is a Thai based image maker. His work focuses on an issue or a topic surrounding his life. In particular, the city often surfaces as a dominant subject - from its environments and people and to its transformation and growth. His work is included in the public collection of Takamatsu City Museum of Art and many others.
Sarah Abu Abdallah
Born in 1990, lives and works in Qatif, Saudi Arabia
Abu Abdallah lives and works in Qatif, Saudi Arabia and studied art in both Rhode Island school of design for her masters in digital media, and in the college of art and design in University of Sharjah. She is an artist and a puzzle-maker who works across a variety of media include video, installation, poetry and images.