家入一真(いえいり・かずま)
1978年生まれ、福岡県出身。
株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ)を福岡で創業し、「ロリポップ」「カラーミーショップ」「ブクログ」「minne」などを創る。2008年にJASDAQ市場へ上場。
退任後、クラウドファンディング「CAMPFIRE」を運営する株式会社CAMPFIREを創業、代表取締役社長に就任。他にも「BASE」「PAY.JP」を運営するBASE株式会社、数十社のスタートアップ投資・育成を行う株式会社partyfactory、スタートアップの再生を行う株式会社XIMERAなどの創業、現代の駆け込み寺シェアハウス「リバ邸」の全国展開なども。
インターネットが趣味であり居場所で、Twitterのフォロワーは15万人を超える。
高宮慎一(たかみや・しんいち)
パートナー/Chief Strategy Officer グロービス・キャピタル・パートナーズ。
グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)ではコンシューマー・インターネット領域の投資を担当。投資先に対してハンズ・オンでの戦略策定、経営の仕組化、組織造り、国内外の事業開発の支援を実施。GCP参画前は、戦略コンサルティング会社アーサー・D・リトルに て、プロジェクト・リーダーとしてITサービス企業に対する事業戦略、新規事業戦略、イノベーション戦略立案などを主導。東京大学経済学部卒(卒論特選論文受賞)、ハーバード大学経営大学院MBA(二年次優秀賞)。
実績/支援先:アイスタイル(東証3660)、オークファン(東証3674)、カヤック(東証3904)、しまうまプリントシステム(CCCにより買収)、ナナピ(KDDIにより買収)などの成長を支援。現在ビーバー、ピクスタ、ビヨンド、メルカリ、ランサーズなどで社外役員を務める。
夏野剛(なつの・たけし)
1988年早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。95年ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、97年NTTドコモへ。99年に「iモード」、その後「iアプリ」「デコメ」「キッズケータイ」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げた。2005年執行役員、08年にドコモ退社。
2001年 ビジネスウィーク誌にて世界のeビジネスリーダー25人の一人に選出。
HTMLの標準化機関であるW3C(World Wide Web Consortium)のアドバイザリーボードメンバー(2009-2013)、ダボス会議で知られるWorld Economic Forum (WEF) Global Agenda Council Member (2009-2015)を務める。
現在は慶應大学の特別招聘教授のほか、ドワンゴ、トランスコスモス、セガサミーホールディングス、グリー、DLE、U-NEXT、日本オラクルなどの取締役を兼任。フジテレビ「とくダネ!」などのテレビ番組や新聞、雑誌、インターネットにおけるメディア登場数も多い。 経産省や内閣府では、各種委員会のブレーンとしても活躍する。
2009年5月より経済産業省所轄の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー。2014年6月東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与に就任、2015年9月より同組織エンブレム委員会委員に選任され、国民に開かれた選考プロセス作成に尽力した。2017年1月同組織東京2020マスコット選考検討会議委員就任。2015年1月内閣官房クールジャパン推進会議構成員に就任し、同年12月クールジャパン官民連携プラットフォームアドバイザリーボードメンバーとして参画。 2015年8月公益社団法人日本プロサッカーリーグアドバイザー就任。2015年10月経産省IoT推進コンソーシアムIoT支援委員会委員。2016年6月宇宙政策委員会臨時委員。2016年12月内閣府 第1回クールジャパン・マッチングアワード 有識者審査会委員。各方面にわたりITを利用した社会変革を促す講演には定評がある。
著書『ケータイの未来』『脱ガラパゴスの思考法』『iPhone vs.アンドロイド』等多数。
吉田浩一郎(よしだ・こういちろう)
1974年兵庫県神戸市生まれ。パイオニア、リードエグジビションジャパンなどを経て、ドリコム執行役員として東証マザーズ上場を経験した後に独立。事業を拡大する中で、ITを活用した時間や場所にこだわらない働き方に着目、2011年11月に株式会社クラウドワークスを創業。翌年3月に日本最大級のクラウドソーシングサービス『クラウドワークス』を開始、「"働く"を通して人々に笑顔を」をミッションとして事業を展開。2014年12月東証マザーズ上場。2017年6月現在、登録会員は143万人、利用企業は上場企業をはじめとして18万社にのぼる。
2015年には、経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞を受賞、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞受賞。2016年には、一般社団法人新経済連盟理事に就任。同年11月投資子会社 クラウドワークスベンチャーズ設立、取締役に就任。著書に『クラウドワーキングで稼ぐ! -時間と場所にとらわれない新しい働き方(日経新聞出版社)』『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる(ダイヤモンド社)』などがある。
【司会】宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。