13回目の都市想像会議のテーマは「介護」です。 地域に根ざした小規模多機能な介護のあり方に焦点を当てて、これからの介護のあたらしいあり方について討議したいと思います。
13回目の都市想像会議のテーマは「介護」です。
超高齢社会に突入した日本では、介護が大きな課題となっています。介護をする側とされる側の双方に負担がかかる現状をみると、これからはこれまでとは異なるあたらしい発想で、介護を考える時代が来ているのではないでしょうか。
藤沢市で高齢者向け介護福祉サービスを行っている株式会社あおいけあにうかがうと、その柔軟で楽しげな雰囲気のなかで楽しそうにお年寄りが過ごしているのを目にします。あおいけあの活動は、たんなるサービス機能の組み合わせではなく、柔軟な日常生活に対応していることがわかります。あおいけあの活動は、新聞やテレビでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、代表取締役加藤忠相さんをお迎えして、地域に根ざした小規模多機能な介護のあり方に焦点を当てて、お話をうかがい、これからの介護のあたらしいあり方について討議したいと思います。
株式会社あおいけあホームページより
■登壇者
加藤忠相(株式会社あおいけあ代表取締役)
■ファシリテーター
左京泰明(シブヤ大学学長)
紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー)
「都市想像会議」とは?
新機軸(イノベーション)を生むには、想像力(イマジネーション)と創造(インベンション)が必要です。人口減少や高齢化などの課題を抱える日本の都市の未来像を想像し、日本ならではの都市文化を世界に発信できる都市づくりを市民主体で考える場が「都市想像会議」です。 分断されてきた福祉や介護、交通、まちなみ、暮らし、企業・起業などを横断的に議論し、知見をつなぎあわせ、都市に対するリテラシーを育み、都市の神経系をつなぎなおして新しい価値と実践を行うことを目指しています。 2015年6月1日以来、「マイノリティ」「祭り」「才能」「図書館」「社会的企業」「10代」「観光」と都市を多様なテーマで切り取りつつ、これからの社会の在り方を見定めたいと思っている人々とともに、公開会議を行っています。また、会議後は毎回レポートと議事録をシブヤ大学のホームページにアップしています。