今、様々なビジネス環境において、持続可能な開発目標「SDGs」の取り組みが広がりつつあります。一方で、「SDGsに興味はあるけど、その先にどんな世界があるのかイメージできない」「ビジネスにSDGsを取り入れたけど、社会にどうつながるのか分からない」といった声があることもまた事実です。SDGsの先にある世界とは、一体、何なのでしょうか?
その問いを紐解くキーワードに、「縄文」と「エシカル」がありました。
人と自然が共存共生した1万年超の「縄文」時代に、SDGsが達成された世界のヒントがある… そして、人や社会、地球環境、地域に配慮した「エシカル」に、SDGsが体現された社会における行動様式のヒントがある… これらをビジネスの視点で整理すると、SDGsが立体的に見えてくるはずです。
そこで、縄文エシカルサミットとして、『最強の縄文型ビジネス』著者でBBT大学 グローバル経営学科長・教授の谷中修吾氏と、『じゅんびはいいかい?』著者でエシカル協会 代表理事の末吉里花氏によるトークセッションを行います。2人の著者が、それぞれの知見に基づいて、現代のビジネス環境でSDGsを具現化するためのヒントを解説します。
開演前には、著者とのサイン会とともに、縄文土器との火焔型フォトセッションを予定しています。縄文エシカルに関心のある参加者の皆様との交流会も行います。少人数制でアットホームに企画していますので、お気軽にご参加ください。席数に限りはございますが、本テーマにご関心の方であれば、どなたでもご参加いただけます。
▼登壇者
谷中 修吾(やなか・しゅうご)
BBT大学 グローバル経営学科長・教授/BBT大学大学院MBA 教授
地方創生イノベータープラットフォーム INSPIRE 代表理事
ビジネスプロデューサー/クリエイティブディレクター。静岡県湖西市出身。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻卒。3歳からマリンバ演奏で舞台経験を重ね、クリエイターとして様々な創作表現活動に従事する。外資・戦略コンサルティングファームを経て現職。国内最大級の地方創生イノベータープラットフォーム「INSPIRE」を立ち上げ、超絶まちづくりの集合知を社会にシェアする取組を展開。環境省「グッドライフアワード」総合プロデューサー、東京都「東京ベイエリアビジョン」官民連携チームメンバーなどを歴任。世界30ヶ国を遍歴し、国内外の地域創生に専門知見を持つ。令和元年、日本経済新聞出版社より『最強の縄文型ビジネス』を出版。
末吉 里花(すえよし・りか)
一般社団法人エシカル協会 代表理事
日本ユネスコ国内委員会広報大使
慶應義塾大学総合政策学部卒業。TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターとして世界各地を旅した経験を持つ。日本全国の自治体や企業、教育機関で、エシカル消費の普及を目指し講演を重ねている。著書に『はじめてのエシカル』(山川出版社)、新刊絵本『じゅんびはいいかい?〜名もなきこざるとエシカルな冒険〜』(山川出版社)ほか。東京都消費生活対策審議会委員、日本エシカル推進協議会理事、日本サステナブル・ラベル協会理事、地域循環共生社会連携協会理事。