面白いことは、ほとんど面倒くさい。それでもやる。それと思わずやる。
街にはそんなかろやかさと切実さが同居する営みが必要だ。と、思いませんか?
光岡さんは、みんなと一緒に遊びたがっている(と、勝手に思う)。今回、その集いを公開打ち合わせと呼んでみる。「打ち合わせ」って、一体何を打つのか?と思うけど、光岡さんはとにもかくにも何か出ている。何かしらの出来事を、起こしたり起こったり起こされたり。「出ている」というのは、光岡さんはそのような「出来事」が出て来るその場を、つくったり居合わせたり見出したりし続けているから(な、気がする)。どうもその思考と運動の慣性の法則が働いて、それが習慣になっている。(その証拠に、その用途は置いておいたとしても黒いマスキングテープをいつも手放さずいつも持ち歩いている。)大事なポイントとしては、遊びのような出来事の前では、絶対的な答えのない状況の前では、人は立場や肩書を超えてフラットになるということ。それは茶道や華道などの伝統文化からも、飲み会の無礼講の作法からも感じられますが、現在の社会に街に、もっとそんな出来事が必要なはず。そんな光岡さんの活動のお話をいろいろと根掘り葉掘りお聞きして、次につなげていけたらと思います。ぜひみなさん足をお運びください。
「omoomocity」とは
街でなにかをやる。それって結構大変。はたからみると、どうしてわざわざそんなこと。当の本人からすると、至極当然あたりまえ。そんな人たち同士の間に吹いてくるかろやかで心地よい風は、きっと新しい気分を運んでくるはず。「面面(面白いことはほとんど面倒くさいなあ♡の略)」では、活動の舞台の1つに街の路上を選んでいる若手のパフォーマーやクリエイターの様子をドキュメントしつつ、面白いことを自分たちでつくっていこうとしている人たちの喜びや苦労を分かち合っていきます。
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