ものにはまわりがある展のキーマンが集う特別座談会!書籍『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる 』の出版記念トークも同時開催します。
d47 MUSEUM 第30回目の企画展では「もののまわり」をテーマに、地域のものづくりや、場所、食文化、活動を紹介しています。
「もの」にはそれを取り巻く「まわり」があり、流行や情報でものを購入する時代から、購入後にどんな暮らしがあるのか、どんな人と繋がれるのか、生産地の成り立ちや、原材料や製造工程などの「まわり」への関心が高まっています。また、その土地の「らしさ」と言われる、地域の個性や文化がながく続くためにも、「まわり」への視点が注目されています。
本展では、その土地らしいプロダクト、場所、食文化、活動を「もの」として捉え、その「まわり」を約4ヶ月間、体験やツアープログラムなど様々な角度でご紹介してきました。
今回はその締めくくりとして、各地で活動するキーマンに集まっていただき、公開形式での座談会を一日限りで特別に開催します。
さらに同日に、その地域ならではの魅力を発信する全国各地のデザイナーたち21名が、自身の働き方・生き方を記した書籍『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる ─地域×デザインの実践』(2022年3月刊行)の出版を記念した巡回トーク in 渋谷も開催!
本書の編著者である、奈良県東吉野村の「オフィスキャンプ東吉野」の坂本大祐さんと、執筆者の山形県「山から福がおりてくる」の吉野敏充さん、岐阜県「株式会社リトルクリエイティブセンター」の今尾真也さんをお招きした、トークセッションも実施します。地域での活動を考えている方や、学生のみなさまのご参加もお待ちしています!
書籍『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』
わずかな予算、想定外の作業、地域の付き合い。そんな状況をおもしろがり、顔の見える関係で仕事したり、自ら店に立ったり、販路を見つめ直したり。従来のデザインの枠を飛び出し、人やモノ、コトを上流から考え対象をデザインする新世代のデザイナーたちによる、地域とデザインの関わりをそれぞれの事例を交え、自分自身の言葉で綴った一冊です。
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ものにはまわりがある展 座談会&『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』発行記念トーク in 渋谷
日程:2022年9月4日(日)
時間:【TALK 1】13:30~15:00 【TALK 2】16:00~17:30
場所:8/COURT(渋谷ヒカリエ8F)
参加費:各回 ¥1,650(税込)、通し券 ¥3,000(税込)いずれも「ものにはまわりがある展」展覧会タブロイド付き
※ロングライフデザインの会の会員申込を兼ねた参加枠もございます。詳しくはD&DEPARTMENT webサイトをご覧ください。
【TALK 1】『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』発刊記念トーク in 渋谷
<登壇者>
坂本大祐(奈良県/合同会社オフィスキャンプ)
吉野敏充(山形県/山から福がおりてくる )
今尾真也(岐阜県/株式会社リトルクリエイティブセンター)
【TALK 2】ものにはまわりがある展 出展者公開座談会
<登壇者(順不同)>
山形/吉野敏充(山から福がおりてくる)、山形/佐藤春樹(株式会社日々)、福島/矢部佳宏・山口佳織(一般社団法人BOOT)、奈良/坂本大祐(合同会社オフィスキャンプ)、東京/吉田尚樹・鹿毛紗記・社本真里(株式会社東京チェンソーズ)、岐阜/今尾真也・杉田映理子(株式会社リトルクリエイティブセンター)、沖縄/鈴木修司(ゆいまーる沖縄)