面白いことは、ほとんど面倒くさい。それでもやる。それと思わずやる。街にはそんなかろやかさと切実さが同居する営みが必要だ。と、思いませんか?
9月に光岡さんと「公開打ち合わせ」を行いました。「打ち合わせ」としていたのは、講演会でもなくトークイベントでもなく、その場に居合わせた人たちと何かしら実現できたらいいなという想いがあったから。「打ち合わせ」といっても、話したくなったら是非ですし、なんならうなずいてくれるだけでも嬉しいし、来てくれるだけで喜ぶ気持ちが溢れる。だから、光岡さんの話を「公開」して、いろいろと根掘り葉掘りのおしゃべり時間。やってみてどうだったか。それがアートなのか建築なのか、仕事なのか遊びなのか。そういう問いが一旦どこかに行ってしまうくらい、愉しいものでした。良い予感の方へ進んでみようと思えるインスピレーションの連続。やっぱり愉しい会話は、元気がでます。かといって、毒っ気がまったくないかと言われると、全然そんなことはない。それが、光岡さんの面白いところ。ところで、「公開」することの面白さもありますが、「非公開」でしか味わえない面白さも捨てがたい。大切にしたい。と、言いますか、そこに信頼さえあれば、わからないところへ飛び込んでいくことって結構重要。というわけで、今回は「非公開」打ち合わせと称して、当日は、秘密の時間(内容に関する撮影もSNSの発信もNG)をみなさんと一緒に過ごしたいと思います。
「omoomocity」とは
街でなにかをやる。それって結構大変。はたからみると、どうしてわざわざそんなこと。当の本人からすると、至極当然あたりまえ。そんな人たち同士の間に吹いてくるかろやかで心地よい風は、きっと新しい気分を運んでくるはず。「面面(面白いことはほとんど面倒くさいなあ♡の略)」では、活動の舞台の1つに街の路上を選んでいる若手のパフォーマーやクリエイターの様子をドキュメントしつつ、面白いことを自分たちでつくっていこうとしている人たちの喜びや苦労を分かち合っていきます。