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Wellness Folklore TALK SHOWd47 MUSEUM第33回展覧会「Wellness Folklore」関連企画

会 期 2023年12月17日(日)
時 間 11:00 - 18:00
場 所 COURT
料 金 プログラムによって異なります。
定 員 各回50名
事前申込
申込は、D&DEPARTMENT webサイトまたは
d47 MUSEUM 店頭(渋谷ヒカリエ8F)で承ります。

D&DEPARTMENT webサイト
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_48811.html
主 催 主催:D&DEPARTMENT PROJECT お問い合わせ先:03-6427-2301(d47)

「発酵と健やかさ」「ウェルビーイングとものづくり」をテーマにしたトークと、出展者による座談会を開催!多様な視点で健やかな美しさを紐解く1日。

展覧会をさらに深く、さまざまな視点で紐解く、1日限定の連続トークイベントを開催!
 
d47 MUSEUM第33回目の展覧会は「健やかな美しさ」をテーマに、その土地の自然や歴史、地域文化や風習などを背景に持つ、日本各地のケアアイテムを展示販売しています。石鹸や化粧水、入浴剤などをはじめ、化粧ブラシや爪やすり、おりん、線香など30組を選出。 その土地の恵みや知恵から生まれたアイテムから、心身ともに「健やか」になることを考える、マーケット型の展覧会です。 そんな展覧会をさらに深く、さまざまな視点で紐解く、1日限定のトークイベントを開催。 ゲストをお迎えし、「発酵と健やかさ」や「ウェルビーイングとものづくり」などをテーマにしたトークと、展覧会の出展者による座談会も行います。
 
 
【TALK 1】 発酵から生まれる「健やかさ」(11:00-12:30)
〈ゲスト〉梅澤 義典 さん (福光屋)× 酒井 里奈 さん (ファーメンステーション)×小倉 ヒラク さん (発酵デザイナー)/聞き手 黒江美穂(D&DEPARTMENT)
 
醤油、納豆、酒など私たちの身近な存在である「発酵」は、食文化のみならず注目を集めつづけています。今回の展覧会でも、石川県の老舗酒蔵「福光屋」が手がけるコスメシリーズや、発酵で未利用資源の再生、循環を生み出す岩手県の「ファーメンステーション」のケアアイテムを紹介しています。
そこで、「福光屋」にて研究開発を担当する梅澤義典さんと「ファーメンステーション」代表の酒井里奈さんに加え、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんをゲストにお招きし、発酵の力から生まれる「健やかさ」をはじめ、伝統技術の継承や新たな価値づくり、資源の活用など、発酵からつくられる継続・循環性の「健やかさ」などについてもお話しいただきます。発酵の可能性はもちろん、企業としての考え、店舗やコミュニティにおける発信方法など、これからのものづくりのヒントに繋がるトークを開催します。
 
【TALK 2】 ウェルビーイングとゆらぎのあるものづくり(15:15 - 16:45)
〈ゲスト〉ドミニク・チェン さん (情報学研究者)× 渡邊 康太郎 さん (Takram)/聞き手 黒江美穂(D&DEPARTMENT)
 
さまざまなシーンにおける「ウェルビーイング」が注目され、個人の暮らしかたのみならず、まちづくりやものづくりにおいても、その考えが重要視されています。今回の展覧会でも、外見の美しさや身体の健康ということだけではなく、「健やかな美しさ」として、その土地の文化や生活の知恵から学ぶ展覧会として企画しました。 そこで、「ウェルビーイングとは何か」を改めて学ぶと共に、そこから繋がる「ゆらぎ・ゆとりのあるものづくり」について考えるトークを開催します。 ウェルビーイングの研究・実証を進めているドミニク・チェンさんの新著『ウェルビーイングのつくりかた:「わたし」と「わたしたち」をつなぐデザインガイド』からその考えと、コンテクストデザイナーとして『「ものがたり」が生まれる「ものづくり」』をデザインする渡邉康太郎さんの作品を取り上げながら、お二人の視点から考える、これからのウェルビーイング×ものづくりについてお話しいただきます。
 
【TALK 3】Wellness Folklore 出展者座談会(17:00 - 18:00)
<ゲスト>Wellness Folklore 出展者
青森 カルデサック/岩手 ファーメンステーション/福島 陽と人/群馬 ミヤマ全織/東京 資生堂/新潟 吉田ヤスリ製作所/富山 サカエ金襴/石川 福光屋/福井 セーレン/長野 SouGo/愛知 もと/三重 本草湯/大阪 プラス/奈良 チアフル/福岡 シャボン玉本舗/大分 HAA
※ゲストは変更となる場合があります。
Wellness Folkloreに出展中の各地の出展者が集合!それぞれの現地での取り組みなどのトークテーマを設け、掘り下げていきます。ものづくりの今を知るトークセッションです。
 
 
参加費
・TALK1のみ|¥2,200(税込)
・TALK2のみ|¥2,200(税込)
・TALK3のみ|無料
・通し券(TALK1・2・3すべて)|¥3,850(税込)
・展覧会公式ブックレット付 通し券(TALK1・2・3すべて)|¥4,400(税込) ※
 
※すべてのTALKへのご参加と、本展覧会の出展者紹介や、TALK SHOWゲストへのインタビューを収録した展覧会公式ブックレット(660円)がセットになっています。
 

 

 

酒井 里奈 / ファーメンステーション

国際基督教大学(ICU)卒業。富士銀行(現みずほ銀行)、ドイツ証券などに勤務し、プロジェクトファイナンス、M&A等を担当。発酵技術に興味を持ったことをきっかけに東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学し、2009年3月卒業。同年、株式会社ファーメンステーションを設立。
VIVA Technology 2022  Japan X France Startup Pitch Winner、リアルテック・ベンチャー・オブ・ザ・イヤー 2021 グロース部門、Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022 beauty tech大賞、EY Winning Women 2019など
・ファーメンステーション webサイト
 
 
梅澤 義典 / 福光屋
東京農業大学醸造学科卒。2001年に入社後、製造部として麹づくりや火入れなど、日本酒づくりの工程を一貫して担当。その後、化粧品の研究開発・販売に携わり、酒粕の油分の中に美容成分である「ヒト型セラミド」を発見。この技術を活用した「FRENAVA」シリーズの開発を手がける。
・福光屋 webサイト
 
 
小倉 ヒラク / 発酵デザイナー
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨の山の上に発酵ラボをつくり日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014を受賞。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』。YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』パーソナリティ。2020年4月に下北沢に店舗『発酵デパートメント』オープン。
・発酵デパートメント webサイト
 
 
ドミニク・チェン/ 情報学研究者
NTT InterCommunication Center研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文学学術院教授として、主にテクノロジーと人、そして人以上(モアザンヒューマン)の関係性を研究。著書に『コモンズとしての日本近代文学』(イースト・プレス)、『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)、『ウェルビーイングの設計論―人がよりよく生きるための情報技術』、『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために―その思想、実践、技術』(共にビー・エヌ・エヌ)等、多数。
・ドミニク・チェン webサイト
 
 
渡邊 康太郎 / Takram
使い手が作り手に、消費者が表現者に変化することを促す「コンテクストデザイン」を掲げ活動。組織のミッション・ビジョン・パーパス策定からアートプロジェクトまで幅広いプロジェクトを牽引。関心事は人文学とビジネス、デザインの接続。主な仕事にISSEY MIYAKE の花と手紙のギフト「FLORIOGRAPHY」、一冊だけの本屋「森岡書店」、北里研究所、日本経済新聞社やJ-WAVE のブランディングなど。同局のラジオ番組「TAKRAM RADIO」ナビゲーターも務める。著書『コンテクストデザイン』は青山ブックセンターにて総合売上1位を記録(2022年)。趣味は茶道、茶名は仙康宗達。大日本茶道学会正教授。Podcast「超相対性理論」パーソナリティ。国内外のデザイン賞の受賞多数。また独iF Design Award、日本空間デザイン賞などの審査員を歴任。慶應義塾大学SFC特別招聘教授。
・Takram webサイト