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NIPPON UMAMI TOURISM TALK DAY1 風土を伝えるメディアの役割とこれからd47 MUSEUM第34回展覧会「NIPPON UMAMI TOURISM」関連企画

会 期 2024年6月15日(土)
時 間 10:00 - 18:00 ※①10:00~13:00 ②14:00~15:30 ③16:30~18:00
場 所 渋谷ヒカリエ8/COURT
料 金 各回¥2,200(税込)
定 員 各回50名
事前申込
申込は、D&DEPARTMENT webサイトまたは
d47 MUSEUM 店頭(渋谷ヒカリエ8F)、お電話(03-6427-2301)で承ります。
D&DEPARTMENT webサイト
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_53035.html
主 催 D&DEPARTMENT PROJECT TEL: 03-6427-2301

映画『百姓の百の声』の上映会やトークなどを通じて、文化や風土を伝えるメディアの役割と、これからについて考えましょう。

「NIPPON UMAMI TOURISM TALK DAY 1」では、「メディア」をキーワードに、映画の上映会や連続トークを行います。
TALK 1 では、映画「百姓の百の声」の上映会と本作のプロデューサー・大兼久由美さんをお迎えし、映画を通してだからこそできる、今の日本の農業の風景はどのように見え、これからどういうことを考えなければいけないのか、などのお話を伺います。
TALK 2 では、共に「農文協」が刊行する『現代農業』の編集長・石川啓道さんと『うかたま』の編集長・中村安里さんのおふたりから、農山漁村の「今」と「これから」を伝えていく仕事とは何なのか、そこから生活者一人一人の文化の担い手であり、媒介者として生きていく可能性や喜びについてお話を伺います。
TALK3 では、法政大学教授・湯澤規子さんと、東京工業大学教授・真田純子さんをお迎えし、自分の食の物語を振り返るワークショップと、クロストークを通して、これからの「食の風景」について考えます。
 
 
TALK1 「百姓の百の声」上映会+アフタートーク(10:00~13:00)
ゲスト|大兼久由美(「百姓の百の声」プロデューサー・撮影)
聞き手|相馬夕輝(D&DEPARTMENT / d47食堂 つづくをたべるディレクター)
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全国の農家へ取材を行い、自然と向き合い、作物を熟知する農業従事者の人々にスポットを当てたドキュメンタリー映画「百姓の百の声」の上映会を開催します。
また、本作品のプロデューサーで撮影を担当された大兼久 由美さんをゲストにお招きして、映画を通してだからこそできる、今の日本の農業の風景はどのように見え、これからどういうことを考えなければいけないのか、お話を伺います。
TALK1 お申し込み
 
 
TALK 2 農家のための出版社「農文協」の考える、食の未来(14:00~15:30)
ゲスト | 石川啓道(「現代農業」編集長) /中村安里(「うかたま」編集長)
聞き手 | 相馬夕輝(D&DEPARTMENT / d47食堂 つづくをたべるディレクター)
new_NUT talk_DAY1_2.png共に農文協が発刊する、2022年に創刊100周年を迎え、農業技術から販売や経営まで、農家に寄り添う実用誌「現代農業」の編集長・石川啓道さんと、古くから日本で育まれてきた食や暮らしの知恵「食べごと」を提供する「うかたま」の編集長・中村安里さんをお迎えして、農山漁村の「今」と「これから」を伝えていく仕事とは何なのか、そこから生活者一人一人の文化の担い手であり、媒介者として生きていく可能性や喜びについてお話を伺います。
TALK2 お申し込み
 
 
TALK 3  「風景」はひとつのメディア。「食べものがたり」ワークショップ+トーク(16:30~18:00)
ゲスト | 真田純子(東京工業大学教授)/湯澤規子(法政大学教授)
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法政大学教授・湯澤規子さん、東京工業大学教授・真田純子さんをゲストにお迎えし「ごはん × 風景」をテーマに、紙皿の上に参加者それぞれの風景に基づく食の物語「食べものがたり」を書き、それを共有し合うワークショップを行います。また、お二人の視点から、「メディア」というキーワードをもとに自身が大切にしている視点や取り組みについてもお話を伺います。
TALK3 お申し込み
 

 

 

大兼久由美(「百姓の百の声」プロデューサー・撮影)

沖縄出身。柴田昌平監督とは夫婦であり、その作品群のプロデューサーとして共に制作を続けてきた。初プロデュース作品『ひめゆり』は文化庁映画賞大賞受賞。山村に暮らす老人と高校生の交流を記録した『森聞き』、食を切り口に日本人と自然の関係を描き出す『千年の一滴 だし しょうゆ』などがある。農業をテーマとした『百姓の百の声』は農業ジャーナリスト賞受賞。当作では監督と共に撮影も担当した。

 

 

 

石川啓道(月刊「現代農業」編集長)

1976年東京生まれ。四国学院大学卒。大学時代は香川でうどんを食べまくる。1998年に農文協に入会。スーパーカブでの農家普及(営業)を5年経験。北海道と沖縄以外、日本全国をほぼ回り、バイクで走った距離は5年で地球約1周分。その後、2003年に文化部、2005年に「現代農業」編集部へ異動し、2017年から編集長。ドキッとするような農家の言葉に出合える瞬間が一番の楽しみ。日々農家と栽培記事に向き合っているので、休日のタコ釣りが心の癒し。ベランダではメロン(品種:ころたん)を育てている。

 

 

中村安里(季刊「うかたま」編集長)

1983年奈良県出身。大阪府立大学卒。美術史を学ぶためパリ第1大学に留学。おいしいワインとチーズを路上で買えるマルシェに感激し、帰国後2008年に農文協に入会。農家普及(営業)では、新潟、青森、石川、福井、愛知、宮崎、三重、千葉、長野をバイクで回る。2010年に「食農教育」編集部に異動し、子ども農業雑誌「のらのら」の編集を経て2018年から「うかたま」編集長。田舎でも都会でも、農家でもそうでなくても、楽しく読める雑誌づくりを心がける。今一番の関心はアシナガバチ。見かけると後を追う。

 

 

真田純子(東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)

1974年広島県生まれ。東京工業大学環境・社会理工学院教授。博士(工学)。徳島大学助教、東京工業大学准教授を経て、現職。専門は都市計画史、農村景観、石積み。石積み技術をもつ人・習いたい人・直してほしい田畑を持つ人のマッチングを目指して、2013年に「石積み学校」を立ち上げ、2020年に一般社団法人化。同法人代表理事。著書に『都市の緑はどうあるべきか』(技法堂出版)、『誰でもできる石積み入門』(農文協)、『風景をつくるごはん』(農文協)など。

 

 

湯澤規子(法政大学 人間環境学部 教授)

1974年大阪府生まれ。法政大学人間環境学部教授。博士(文学)。明治大学経営学部専任講師、筑波大学生命環境系准教授を経て、現職。「生きる」をテーマに地理学、歴史学、経済学の視点から、当たり前の日常を問い直すフィールドワーカー。主な著書に『胃袋の近代―食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会)、『7袋のポテトチップス―食べるを語る、胃袋の戦後史』(晶文社)、『食べものがたりのすすめ―「食」から広がるワークショップ入門』(農文協)、絵本シリーズ『うんこでつながる世界とわたし』(農文協)など、「食べる」と「出す」をつなぐ思索と活動を展開中。

 

相馬夕輝(NIPPON UMAMI TOURISM展キュレーター/D&DEPARTMENT・d47食堂 つづくをたべるディレクター)

1980年生まれ。D&DEPARTMENT OSAKA店長、ストア事業部門ディレクターを経て、飲食部門「つづくをたべる部」ディレクター。全国を取材し、その土地の食文化を活かしたメニュー開発や、イベント企画などを手がける。2016年より「渋谷のラジオ」内番組〈SHIBUYA d&RADIO〉パーソナリティー。