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多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展 「すぐには届かないシナプスの香り」Tama Art University MA in Sculpture Selected Exhibition "Synaptic Foreshadowings : The Shape of Thoughts to Come”

坂本茂乃 丁翊航  楊琢 紫谷きづな 山本衣織

会 期 2024年10月11日(金) - 2024年10月14日(月)
時 間 11:00 - 20:00 ※最終日は17:00まで
場 所 渋谷ヒカリエ8/COURT
料 金 入場無料
事前申込 不要
主 催 多摩美術大学彫刻学科研究室 TEL: 042-679-5622

多摩美(の)彫刻学科(の)大学院(の)前期(の)優秀作品(を)見てくれ。

多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展は、修士課程彫刻専攻にて選抜された成績優秀者による展覧会です。毎秋、学外施設にて実施しています。
第16回目となる今年度ははじめて渋谷ヒカリエに会場をすえ、5人のつくり手による多種多様、多彩な作品展示を行います。
修士課程修了後の作家活動を見据えて日々制作に励む彼らの本気をしかとご覧ください。
 
展覧会タイトル「すぐには届かないシナプスの香り」 "Synaptic Foreshadowings : The Shape of Thoughts to Come”について:
展覧会タイトルは毎年、展示メンバーが自分たちの作品展示に合ったタイトルを全員で考えて決定しています。
今年度のタイトルはイギリス人作家ハ-バート・ジョージ・ウェルズによるSF小説"The Shape of Things to Come”(1933年)にインスピレーションを得ました。第一次世界大戦を経てつぎの戦争を予見するかのように書かれた同作では、結末にテクノロジーの進化と技術革新によって人類が繁栄する未来が描かれており、90年を経た現在のアクチュアリティにおいても示唆に富んだ作品として読むことができます。
本展覧会の5名の作家は、あたりに漂うかすかな香りに気がつくように、直感的・感覚的に得たまだ見ぬ何かを作品として具現化しています。
それらは未来予知なのか、現代をしたたかに生き抜くささやかな知恵なのか、はたまた従順でお利口でいることへのプロテストなのか。「すぐには届かない」不確かさが含む意味の豊かさをお楽しみください。
 
 
坂本茂乃 @shigenosakamoto
日常に潜む小さな感動や気づきを表現する。
 
丁翊航 @teiyokukou
コンセプチュアルアートを中心に創作しています。
 
人間とAI、フラワーアートと彫刻を融合させる新しい表現を通じて、情報化時代における様々な問題を作品化する。
 
紫谷きづな @kizuna.1998
木が持つ自然の美しさを引き立てながら家具に変え、文様を彫り込んでいる。
 
山本衣織 @yamaori_taniori55
「ブロンズ鋳造による虫の命の表現」をテーマに彫刻作品をつくる。