国によって法律や制度、宗教などの違いがある中で、ソーシャルファームを含む様々な「働く・雇う」形について学び、意見交換するワークショップです。
ソーシャルファーム(Social Firm)という存在をご存知ですか?
誰もが楽しく働くことができるような職場。
挫折があっても、失敗があっても、困難があっても、障害があっても、
働きたいと思う人が働ける社会であってほしい。
「ソーシャルファーム」はそういう社会を支える会社です。
でも、ソーシャルファームは特別な場所じゃない。ふつうの会社です。
ふつうの会社だけれど、困難を抱えた人たちも働ける場所。
どういうあり方がソーシャルファームなのか、
そこで働く人はどんなふうに働いているのか、
どうするとソーシャルファームになれるのか、など
ソーシャルファームの思想と実践を知り、
誰もが豊かに働ける未来を一緒に考えながらつくっていきませんか。
昨年(2023年度)は、ソーシャルファームの成り立ちとイタリアの事例、東京都のソーシャルファームに認証された企業で働く人・経営者のリアルな話をうかがいました。
今年度(2024年度)も、また別の角度からソーシャルファームという考え方を学び、実践されている会社のリアルなお話をうかがいます。初めての方はもちろんのこと、昨年参加した方にも新しい学びがあると思います。ぜひご参加ください。
第1回(2024.9.12)では、国際協力機構(JICA)の松本勝男さんから国内外の「働く・雇う」の現状をうかがいました。第2回(2024.10.16)は、実際にソーシャルファームを経営する株式会社ローランズの福寿満希さんとディースタンダード株式会社の小関智宏さんにお話をうかがいました。
第3回目となる今回は、株式会社拓実建設で働く社員さんから、「働く側」のお話をうかがいます。2016年に設立された株式会社拓実建設は、関東一円の現場で内装解体や土木工事などの事業を行う会社で、6〜7年前から、犯罪や非行歴のために仕事に就くことが難しい人たちの雇用に取り組み、再出発を支援しています。そこで働く社員の方々は、どのように働き始めたのか、どんな働き方をしているのかなど、リアルなお話をうかがいます。