サブカル的なvisionより制作をスタートしている平面作家2名、井口真吾(日本制)vsBEN MORI(日本+米国制)による壁面対比及び、やはりマイナー的なマテリアルである錆(鉄による)の3Dworks(立体/オブジェ)を発表し続ける日比淳史によるPOP&DEEPなコラボレーション(ネオ・カウンター・カルチャー・シェイプ)をご高覧下さい。
井口真吾/イグチシンゴ
1957生 1984漫画の中で誕生したキャラクター「Zちゃん」の世界をもとにキャラクターや仮想世界の可能性を探求する「Zプラン」を開始。以後、漫画、絵本、絵画、小説、アニメ、パフォーマンスなど様々な活動を通して「Zちゃん」の世界を表現し続けている。2010には上海万博記念版画展へ草間弥生、横尾忠則らと共に日本人作家、代表の1人として選出され出展。 万博会場はもとより中国、日本のギャラリー各所にて作品が巡回された。
BEN MORI/ベンモリ
東京生まれ。世界的なデザイナー森英恵(モリ ハナエ)を祖母にファッション界に深い関わりを持った家庭環境に育つ。15歳でアメリカのボストンへ渡り、アメリカのサブカルチャーに影響を受け、RISD(ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン)に入学しグラフィックアートを専攻。卒業後帰国し、アーティストとしての活動を開始し多くのアートフェアにも参加。また自身のアート作品とアートからファッションへのアプローチを試みたファッション・ブランド「BENMORI 」も欧米を中心に展開中。
日比淳史/ヒビキヨシ
1991東京芸大工芸科卒(1993同大学院鍛金修了)~現在NHK、フジTV TV-CM映画などのオブジェ参加多数。
主に金属(特に鉄の朽ちる姿)のオブジェ作品を制作。NHK 「クローズアップ現代 '94~'99」「音のある風景」「新日曜美術館アートシーン」 フジTV 「妹よ」「スローダンス」「鹿男あをによし」、映画「Catch a Wave」 などにオブジェ参加。他、個展、グループ展参加多数。