日本の美術シーンを新しい視点で切り開くシリーズ。今回は「美男・美女」をテーマに、ギャラリー紅屋・成山画廊・ギャラリーアートもりもと が登場。
日本の美術のシーンを新しい視点で切り開いていくギャラリーや美術に関わる人に焦点を あてる「ヒカリエコンテンポラリーアートアイシリーズ」。 今回の第3回目は「美男・美女」をテーマにして、ギャラリー紅屋、成山画廊、ギャラリ ーアートもりもとの 3 軒のギャラリーにお願いしました。世界のあらゆるところの美術作 品はその時代に生きる美しい人間を対象にしてきました。いまは、写真や映像という表現手段のなかに多くの美男、美女は活躍しています。絵という手段で描かれる「美男・美女」。日本が誇る浮世絵には美人画、役者絵が多く描かれ、街の人々の間でもてはやされました。その伝統の浮世絵と今の美しい男女の絵画を並べてみるーそこには時代を超えて美しい人間を絵画という表現でさらに美しく作り出そうとする意志と欲望が集まっています。そして絵画がもっている魔力が見えてくるはずです。是非、お楽しみください。(小山登美夫)
【お問合せ先】
ギャラリー紅屋(03-6459-2956)・成山画廊(03-3264-4871)・ギャラリーアートもりもと(03-5159-7402)