アンタカンタは、渋谷を拠点として、個展、グループ展、公募展、アートフェアで作品を発表している現代アートの画家です。アンタカンタの絵の表現スタイルは、輪郭線を強調し、遠近法やグラデーションを省いた表現スタイルです。この表現スタイルは、古代洞窟壁画 → 浮世絵 → 19世紀後期クロワゾニスム → ポップアート → 漫画 → ストリートアート へと続く輪郭線を主体にした絵の文脈を再解釈し、制作の試行錯誤の中から生まれた表現スタイルになります。アンタカンタはこれを「新クロワゾニスム」と呼んでいます。
アンタカンタの絵には3つの種類があります。1つは「思考が現実を生み出するエネルギー」をテーマにしたシリーズ。象徴的な抽象形態が登場する不思議な世界を女の子と男の子が旅をする絵。2つ目は「伸びたいように伸びたい方向へ伸びていくエネルギー」をテーマにした人物画のシリーズ。3つ目は「エネルギー」を抽象として描いたシリーズになります。どの絵もオイルオンキャンバスの新クロワゾニスムで表現されています。アンタカンタの絵は、感じるままに見る、絵画史の文脈として見る、現代アートの系譜として見る、絵画表現技法として見る、どんな見方でも楽しむことができると思います。
年末は渋谷ヒカリエでアンタカンタの新作絵画をぜひご覧ください。
※クロワゾニスムは、ポール・ゴーギャン、エミール・ベルナール、ルイ・アンクタン、が探求した輪郭線を強調したポスト印象派の絵画様式
●事前申し込み 不要
●問合せ先:taka@antio.co.jp
1962年 東京生まれ
1981年 本郷高校デザイン科卒業
1991年 毎日現代日本美術展 佳作賞(東京都美術館・京都市美術館)
1992年 ボイスを考える部屋展 (ワタリウム美術館)
1993年 企画展(INAXギャラリー・東京)
2008年 株式会社アンティオ 起業(美術館WEBサイトの企画デザイン制作)
2015年 娘たちからもらった油絵の具セットがきっかけで絵画でアーティスト活動を再開
2017年 個展(アメリカ橋ギャラリー・恵比寿)
2018年 個展(MOMADICA・表参道)
2019年 アートオリンピア2019 準佳作
Independent Tokyo(浅草橋)
2020年 FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展 入選
第29回 全日本アートサロン絵画大賞展 文部科学大臣賞
第38回 上野の森美術館大賞展 入選
Independent Tokyo(東京ポートシティ竹芝)みうらじろうギャラリー賞
2021年 みうらじろうギャラリー企画グループ展
Independent Tokyo(東京ポートシティ竹芝)タグボート特別賞
アンタカンタ個展(渋谷ヒカリエ 8/1.2.3)
2022年 FACE展2022 損保ジャパン日本興亜美術賞展(SOMPO美術館)入選
Independent展(有楽町阪急メンズ館7F)