コンピュータ・プログラミングの表現の可能性にふれてみませんか? Processingがひらくクリエイティブなアートの世界にお楽しみください。
Processingは2001年マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボで生まれた教育用プログラミング言語です。現在は世界中で親しまれており、プログラミングの入門だけでなく、メディア・アートや科学研究など幅広い分野で用いられています。そのコミュニティイベントであるProcessing Community Dayはプログラミングによる表現の多様性を祝うことを目的に世界各地で開催されています。
Processing Community Japanは、オープンソースのクリエイティブコーディング環境であるProcessingやp5.jsの情報や場を共有することを目的としたオンラインコミュニティです。2019年から活動を開始し、現在は350人以上が参加しています。日頃はオンラインの勉強会のほか、プレゼンテーションやワークショップなどのイベントを実施しています。本企画ではコミュニティのメンバーの作品発表を通じて、コンピュータ・プログラムを用いた表現の可能性とその多様な展開を紹介します。
今回の「Processing Community Day Tokyo 2023」では有志による作品展示を中心にインタラクティブな体験型の作品のほか,プリントによるジェネラティブアート作品の展示などProcessingを用いて表現された幅広い活動紹介を行います。世界的に活躍する国内の著名アーティストと並んで若手アーティストや小学生のクリエイティブコーダーの参加も予定しています。展示全体を通じて、コンピュータを用いたクリエイティブなハックやアートにじかにふれることができます。