無断改変されるという憂き目にあいながらも、修復作業を経て見事に蘇った「渋谷猫張り子」のお披露目と、個性豊かな現代美術家5名による賑やかな展覧会。
今展は現代美術家のマネジメントを行うユカリアートで活動する いしかわかずはる、大畑伸太郎、藤永結、吉田朗、淀川テクニックの5名によるグループ展です。2025年の会社設立20周年を前に、個性豊かなアーティスト達を改めて多くの皆様に知っていただくために企画しました。そんな折、出品作家のひとり吉田朗の作品「渋谷猫張り子」が無断で改変されるという憂き目にあいました。2023年4月半ばに1万筆を超える署名のおかげで作品を取り戻して以来、7ヶ月。作者本人が黙々と修復作業を続けた結果、この度無事に修復が完了しました!そこで、お正月の展示に蘇った「渋谷猫張り子」のお披露目も兼ねたダブルでおめでたい展覧会を開催することにしました。初日には「渋谷猫張り子」の除幕式、淀川テクニック考案の人気コンテンツ「コラージュ川柳®」のワークショップなど、オープニングイベントも開催。パワーアップした幸運の招き猫や各作家の思いが詰まった作品をご覧いただくことで、皆様の新年の景気づけとなることを願っております。是非、ご来場ください!
上で随時アップします。 X(twitter)@YUKARIART, FB @yukariart , Instgram @yukari_art_official
出品アーティスト略歴:
いしかわかずはる (1977年 奈良県出身) 糸と線で描く画家。アートの島・香川県直島内の外壁に点在する毛糸の作品でお馴染み。広告のための作品も手がけている。
大畑伸太郎 (1975年広島県出身) 絵画と立体を組み合わせた独自のスタイルを持つ画家。2021年サンクトペテルブルグの美術館で開催された個展は大成功を収めた。
吉田朗 (1976年 神奈川県出身) FRPなどで制作した彫刻にエアブラシでペイントを行い、現代社会が抱える問題や矛盾を風刺的、かつ優美に表現する。「渋谷猫張り子」の作者。
淀川テクニック(1976年岡山県出身 本名 柴田英昭)2005年、大阪淀川の河川敷で活動を開始し、国内外のゴミや漂流物を使って作品を制作。X(旧twitter)等で人気の「コラージュ川柳®️」の考案者。
藤永結(1981年広島県出身)子供を主なモチーフとして描く画家。自らが感じることを人物の群像という形で表すことが多い。2005年GEISAI#7で銀賞を受賞。