極並佑の個展「MY NAME IS」では、最新作の発表とあわせて、作品を展示販売いたします。
この度、渋谷ヒカリエ8/CUBEにて、極並佑の個展「MY NAME IS」を開催いたします。
極並は、京都出身で2009年に京都芸術大学大学院芸術研究科を修了以降、京都のみならず東京でも定期的に作品を発表し続けてきました。渋谷ヒカリエでは、2012年に開催された三人展に参加しており、同ギャラリーでは約10年ぶりの発表となります。
ポップでありながら、絵画というものに真摯に向き合ってきた作家の最新作を中心に、ここ数年に制作された旧作を加え、この10年を振り返ります。渋谷の街の変化はめざましく、新しい建物やターミナルが次々に誕生して、ビルの窓からはまるで違う景色が見えるようになりました。変わりゆく街において絵画の普遍性と可能性を、極並の作品を通して感じていただければと思います。
また、渋谷ヒカリエ4階のヒカリエデッキでは、壁面アートプロジェクト第5弾として、極並の作品を公開中です。本展に出品している原画とあわせて、是非ご高覧くださいませ。
《作家ステイトメント》
今回の約10 年ぶりとなるヒカリエでの展覧会を考えたとき、当時を思い出しながらずいぶんとコンセプトや作品づくりも変化したなと改めて感じた中、この機会に今一度、自分自身を広く見渡せる展示が出来ればと強く思いました。
ヒカリエデッキ、壁面アートプロジェクトの原画を含め、関連作品、最新作が中心ですが、この数年で制作においてポイントとなったいくつかの旧作を共に展示します。「MY NAME IS」の展覧会タイトルに込めた、作品のこれまでと、これから。その一端を少しでも感じて、楽しんで頂けたらと思います。