本展覧会は、1980年から1990年に生まれた5人のアーティストが、それぞれの着眼点で文字を伴う表現を行います。私たちは文字や言語をどのように捉え形にしていくのか。「伝統的な書」と「現代アート」の視点から紐解いていく試みとなります。

 

 

 

[公式サイト]

https://purple696533.studio.site

 

[後援]

ART SHODO CONTEMPORARY

 

[レセプション・トークイベント]

2/17（土）

15:00～16：00…レセプション（軽食あり）

16:00～17:00…トークイベント

17:00～18:00…歓談

予約不要。

ぜひお越しください。

 

[作家プロフィール]

 

いずみなつみ

1987年広島県安芸郡熊野町生まれ。2歳からエレクトーン、5歳から書道をはじめる。2020年作家活動開始。記号の上に個体差が出る書道と遺伝子設計図はほぼ一緒であるが個体差が違う人間が近しいと感じ表現をはじめる。「言語が人を作る」をベースに作品展開を行う。

 

七月の鯨

1988 年生まれ石川県在住。陶芸家の家庭に生まれる。デザインを学びモーターサイクルや車の開発に従事。書道、アート、工芸、デザインの幅を超えて表現を行う。侵食され風化する記憶の儚さを、さまざまな素材や手法を用いて表現することを試みる。

 

田中岳舟

1990年生まれ福岡出身。

左利きがきっかけで書を学び始めるが、あるとき前衛書と出逢いその文字に捉われない自由な表現に衝撃を受ける。近年は書とナニカの関係性を捉えながら新たな表現を模索し、書から成るモノの可能性と追求をテーマに作品を展開している。

 

日高衣紅

1990 年生まれ。茨城県在住。時代に翻弄され消失していった印刷物に関心を持つ。印刷物に纏わる人や土地の物語を、シルクスクリーンで摺り重ねた膨大なインクの層によって表そうとしている。

 

ヤブキタカトシ

1993年生まれ。北海道出身。5歳の時から筆を持ち始め、大学では書を専攻。

「物語」と「アイデンティティ」をテーマとし、言語が生じさせるコンテンポラリーな表現を試みる。ボールペンと画用紙という、世俗的なメディウムを用いた筆記行為で制作を行う。