NIPPON VISION GALLERYでは、松阪木綿をご紹介しています。
現在でも、歌舞伎役者が縞の着物を着ることを「マツサカを着る」と呼ぶことから、縞といえば松阪木綿が代表的な存在であったことがわかります。
生産地である三重県松阪では、ひと昔前には千をも数えた織元ですが、現在ではたったの一軒を残すのみ。
この一軒だけで松阪木綿の全生産を支えています。丸川商店では、この最後の織元(卸糸織物株式会社)
と協力して、松阪木綿の継承と再興に取り組んでいます。
丸川商店では、松阪木綿を現代の私達の生活になじみやすいようデザインされています。
今回は、その一部をご紹介したいと思います。
あづま袋
風呂敷を縫い合わせて袋状にしたもの、そのまま持ち手をギュッと結んで使ってもいいですし
これからの季節は籠バックのインナーとしてもとても便利で、様々な使い方が出来るバックです。
¥3,150(全4柄)
縞子
松阪木綿の布を、あらかじめ使いやすいサイズにカットしてあるもの、ランチョンマットや、インテリアなど
使い方は色々。ちょっとした粋な贈り物としても喜ばれます。
¥1,470(全4柄)
しじみ
貝のような形をした「しじみ」はちょっとしたお出かけに最適なサイズです。
旅行の際のサイドバックとしても活躍してくれる優れもの。
¥4,200(全3柄)
がま口
オリジナルがま口財布は口が斜めになっているのが特徴。
サイズがコンパクトなので、男性のポッケにすっぽり入る大きさ、荷物が多い女性でも
持ち運びしやすいのが人気。¥1,680(全3柄)
丸川商店のスタッフさんが2年間愛用しているがま口を見せてもらいました。
右側が愛用中の物です。藍の色の艶がなくなり、とても濃くなっていくのが分かると思います。
松阪木綿の良さは、使えば使う程、色に味わいが出てくるのもです。
昔からの伝統の物というと、現代の私達の生活になじむのか?どう使うの?など、使う前に踏み込む事が
難しいイメージもあります。私もその一人でした。
でも、こうして自分の身近に置いてみると、以外にフッと生活に馴染むものばかり。
数年かけて、物を大切に使う楽しみを知りました。
是非、この機会に店頭にご来店ください。
お待ちしております。
NlPPON VISION GALLERY松阪木綿
会期:2013年3月4日〜2013年4月3日
場所:d47deign taravel sore
(スタッフ:菊池)