1897年(明治30年)創業の真鍮の鋳物メーカー「二上」が立ち上げたブランド「FUTAGAMI(フタガミ)」は、今の暮らしに馴染んでいく真鍮製品を作っています。今回は、FUTAGAMIの文具トレイをご紹介します。文具トレイは、真鍮を素材に表面処理することなく、あえてそのままの状態で、軽く磨いただけの素朴な風合いが魅力です。後から手直しがきかない分、フォルム、素材のクオリティが高いからこそ実現したプロダクトです。
日本における銅器の生産額の約95%を占め、伝統工芸である高岡銅器の産地、富山県高岡市で生まれたFUTAGAMI(フタガミ)は、素材となる真鍮は銅と亜鉛との合金で、経年変化により酸化して少しずつ枯れた色合いになり、独特の深い味わいがでる素材です。
使い始めはピカピカとしていますが、酸化により少しずつ深みを増し緑がかったような枯れた風合いに馴染んでいきます。それからは日々、人の手によって磨かれていき、素材本来の美しさが増してきます。
裏面には、テーブル等に傷が付かないよう滑り止めが貼られていて、繊細で丁寧な仕事を感じます。
d47食堂では、このFUTAGAMI文具トレイを調味料置きとして使用しています。醤油さしや、薬味入れなどのシンプルなデザインとも良く馴染みます。
私は、ちょっとした小物置きとしてアクセサリーや時計などを置く用として使用しています。
文具トレイ 大¥3,360(税込)
もちろん、本来の文具トレイとしてクリップやペン入れとしても大活躍です。 是非、店頭で実際にお手にとり、ご覧ください。