その土地の良さは実際にその土地で体験してから実感してほしい。
というこの熱い志をお持ちの山梨県の五味醤油の五味さんと、福岡県のミツル醤油の城さんに
自慢の味噌と醤油の販売を通じて、その思いを伝えていただきました。
有限会社ミツル醤油醸造元 生産者の城さんは、7つの醤油蔵で短期間の研修を受け、
岡本醤油醸造場にて一年間の研修後、実家であるミツル醤油へ入社。
2009年より夢である醤油造りを開始、40年振りに醤油を復活させました。
「地元・糸島を全国に発信したい発信したい。」
とお話しして下さいました。生産者の城さんのお醤油は、シンプルな材料で作られていて、
食材の美味しさを引き立てててくれる、お醤油です。
城さんは「どんな料理にでも合うのが「醤油」なので、主張しすぎない味にしたかったんです。」
と「生成り」の誕生秘話を教えて下さいました。
今回販売したのは、お醤油、ぽん酢、いりこだしつゆ。
代表の高橋さんは、職人醤油という、日本各地の醸造蔵がつくる100mlサイズの醤油を紹介しています。
この日は、薄口醤油から、濃口醤油、しろ醤油など、全国のいろんな種類のお醤油を販売致しました。
地域によって様々な特徴があります。濃厚なものから甘いものなど。ある方には美味しい醤油でも、
別の方にはイマイチな場合も多々あります。だから、基準をつくることはとても難しい。
職人醤油の基準は、私たちが「造り手を好きになれるかどうか。」
良い醤油の造り手は必ず魅力的で消費者の評価も高いという法則があるそうです。
当日は、職人醤油の代表高橋さんも、少しの時間でしたが、五味さんと城さんと一緒に店頭に立って頂きました。
それを実証するかのように、3人の周りには、常にお客様が集まってきます。
笑い声が絶えず、お味噌やお醤油だけでなく、知らなかった味噌やお醤油の疑問、より美味しく頂くには?
などのお話しを沢山して頂き、生産者とお客様が出会える楽しい場作りをして頂き私達スタッフも大変勉強になりました。
今後も、d47design travel storeでは、その土地に訪れる、「きっかけ作り」の場として
作り手の方をお招きして、ワークショップや商品販売などを実施していきます。
今回のイベント詳細はこちらのページにてご紹介しております。
(スタッフ;菊池)