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05/design travel store

醸造の文化を伝えたい

その土地の良さは実際にその土地で体験してから実感してほしい。

というこの熱い志をお持ちの山梨県の五味醤油の五味さんと、福岡県のミツル醤油の城さんに

自慢の味噌と醤油の販売を通じて、その思いを伝えていただきました。

 

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五味醤油株式会社

生産者の五味さんは、タイの醤油メーカーに就職後、味噌製造と調味料(ソース、たれ)の開発を担当。
3年努めたあとに実家である五味醤油へ戻り、山梨の味噌「甲州みそ」広める為に奮闘中。
3年前より大豆自給率を考えるためのトラスト型イベント「大豆レボリューション」に農家の畑や間さんと参加中。
五味さんは、全国各地で味噌作りのワークショップなども開催しています。
 
 
今回販売したのは、甲州みそ、塩こうじキット、塩こうじ、味噌かりんとう。
中でも、塩こうじキットは、五味さんから「味噌屋のこうじで作った塩こうじは、旨味が全然違いますよ。」
とオススメして頂き、自分でお手軽に塩こうじが作れちゃうという事で、大変人気がありました。
 
 
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五味さんは、とにかくお話しが面白く、自作の絵付き説明パネルを使って、
お味噌ができるまでのお話しをしながら、今回は、販売だけでなく、お味噌の食べ比べも、
その場で体験して頂きました。
 
 
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有限会社ミツル醤油醸造元 生産者の城さんは、7つの醤油蔵で短期間の研修を受け、

岡本醤油醸造場にて一年間の研修後、実家であるミツル醤油へ入社。

2009年より夢である醤油造りを開始、40年振りに醤油を復活させました。

地元・糸島を全国に発信したい発信したい。

とお話しして下さいました。生産者の城さんのお醤油は、シンプルな材料で作られていて、

食材の美味しさを引き立てててくれる、お醤油です。

城さんは「どんな料理にでも合うのが「醤油」なので、主張しすぎない味にしたかったんです。

と「生成り」の誕生秘話を教えて下さいました。

今回販売したのは、お醤油、ぽん酢、いりこだしつゆ。

 

職人醤油 商品.jpg

 

株式会社 伝統デザイン工房 

代表の高橋さんは、職人醤油という、日本各地の醸造蔵がつくる100mlサイズの醤油を紹介しています。

この日は、薄口醤油から、濃口醤油、しろ醤油など、全国のいろんな種類のお醤油を販売致しました。

 

地域によって様々な特徴があります。濃厚なものから甘いものなど。ある方には美味しい醤油でも、

別の方にはイマイチな場合も多々あります。だから、基準をつくることはとても難しい。

職人醤油の基準は、私たちが「造り手を好きになれるかどうか。」

良い醤油の造り手は必ず魅力的で消費者の評価も高いという法則があるそうです。

当日は、職人醤油の代表高橋さんも、少しの時間でしたが、五味さんと城さんと一緒に店頭に立って頂きました。

 

販売風景 3人.jpg

 

それを実証するかのように、3人の周りには、常にお客様が集まってきます。

笑い声が絶えず、お味噌やお醤油だけでなく、知らなかった味噌やお醤油の疑問、より美味しく頂くには?

などのお話しを沢山して頂き、生産者とお客様が出会える楽しい場作りをして頂き私達スタッフも大変勉強になりました。

 

今後も、d47design travel storeでは、その土地に訪れる、「きっかけ作り」の場として

作り手の方をお招きして、ワークショップや商品販売などを実施していきます。

今回のイベント詳細はこちらのページにてご紹介しております。

 

(スタッフ;菊池)

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