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京都「金網つじ」 食卓が華やぐ一生ものの料理道具たち

現在、d47 design travel storeでは、京都「金網つじ」を紹介しています。

 

サブ_MG_5644.jpg

 

「金網つじ」が作る料理道具は、焼き網や、豆腐すくい、茶こしなど、料理を引き立てる"脇役"の道具ばかり。

でも、脇役だからこそ品格が大切だと、金網職人の辻徹さんは言います。

 

「おいしいお豆腐を食べる時に、使う道具がしっかりしていると、何倍もお料理がおいしく感じるでしょう」と

辻さんが見せてくれたのは、菊の模様が編み込まれた豆腐すくい。

 

豆腐すくい_MG_5814.jpg

 

 

こちらはお茶托。

 

茶托_MG_5840.jpg

 

網目が写す影の模様がなんとも涼やか。

グラスを乗せても、持ち上げても、どちらも目を楽しませてくれます。

 

普段のお料理でも、こんな道具をそっと添えるだけで、一気に自宅が料亭の雰囲気になりそうですね。

 

こちらは野菜やお餅などを焼く、焼き網。

 

焼き網_MG_5798.jpg

 

左の焼き網は、パンを焼くのにちょうどいい大きさで作られています。

 

とてもシンプルな見た目ですが、長く使い続けられるような一手間が。

網と枠の接合部分をよくみると、網が一本一本丁寧に、枠にくくりつけられています。

 

接合部分_MG_5804.jpg

 

普通の焼き網は、網と枠は溶接で繋ぐそうですが、そうすると長年使っているうちに、

接合部分から傷んでしまうのだそうです。

そんなことがないように、溶接はせず、一本一本丁寧に括っているのです。

 

左が新しいもので、右が2年間使ったものですが、接合部分は、全く傷んでいません。

 

2年間焼き網_MG_5837.jpg

 

もし、網が傷んでしまっても、修理をしてくれるそうです。

 

一つの道具を長く使い、壊れたら修理して使い続ける、そんな長いお付き合いができる焼き網です。

 

こちらの焼き網を使った金網つじさんオススメのレシピは、生麩や揚げ豆腐、油揚げを焼くこと。

油揚げは、焼いた後、刻んで水菜と和えてドレッシングで頂くとおいしいそうです。

 

 

「金網つじ」の紹介は、9月5日まで。

ぜひ、実際の商品を見に店頭にお越し下さい。

 

d47 design travel store 進藤仁美

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