d47 design travel storeでは、8月26日(月)~9月1日(日)の期間、兵庫県豊岡市の豊岡鞄の歴史をご紹介しています。
豊岡市が日本有数の鞄の産地となったのは、柳行李(やなぎこうり)の生産を始めた事がきっかけでした。
豊岡市は湿地帯であったため、素材となるコリヤナギが当時は沢山自生していたそうです。
日本海にもほど近く、荷物などを運ぶ際の中間地点でもあり、鞄の需要が生まれ、
コリヤナギを素材とした柳行李の生産が始りました。
柳行李は、衣類や旅行用の荷物等を入れるのに用いられた蓋付きの入れ物です。
柳行李に持ち手をつけ、鞄へと創意工夫されたことが、豊岡が鞄産地へと発展した起源となりました。
柳行李の伝統を受け継いだ商品、KAGO柳 Beans をご紹介します。
KAGO柳 Beans ナチュラル
一見すると竹のような印象を受けますが、素材には国産の、コリヤナギを使用しています。
コリヤナギの枝の皮をはいで干したものを手編みして作っています。
柳は年月を重ねると飴色へと変化します。時の積み重ねによる色の変化も楽しんで頂けるかと思います。
柳かごを選ぶ上で大切なのは、縦に並んだ、かごを支える柱の役割をつとめる、タテリと呼ばれる部分、
タテリの本数が多く素材もしっかりしていると、編み目をぶつけて多少の折れが生じても、修理する事が出来ます。
KAGO柳 Beans 柳染め ナチュラル
実際に手にとって頂くと見た目に反してその軽さにとても驚きました。
網目もきれいに整っていて美しく、滑りの良い柳の質感は、使う時の心地良さを感じさせてくれます。
軽くて丈夫で落としても壊れにくいので、ちょっとした旅行の際にも最適です。
ぜひ手に取ってご覧ください。ご来店お待ちしております。
d47 design travel store 高田