4月11日(金)、12日(土)の2日間、
富山県、桂樹舎の吉田さんをお迎えし、和紙の「型染め」の実演を行いました。
一言で「型染め」と言っていますが、大きく以下のような工程で行われます。
①型彫り → ②糊置き → ③地染め → ④色差し → ⑤水元 → ⑥乾燥 (「型染め」をもっと詳しく)
しかもすべて手作業で行っているというから驚き。時間のみならず、技術も必要な大切な工程なんです。
「型染めの実演は普段はやらないんだよ。今回は特別!」と吉田さん。
(ちなみに、吉田さん自らが実演しているのを見ることができるのも、とても貴重です!)
私もやってみたい!というお客さんからの声がちらほら聞こえてきました。
ということで、工程の一部ですが「④色差し」と「⑤水元」をみなさんに体験いただくことに。
みなさん出来上がりサンプルを参考に、間違えない様に慎重に色付け。
こんな小さなお客さんも体験してくれました。
色付けの後は、糊を洗い流します。
20、30分水につけておくと、糊が浮き上がってきます。
浮き上がってきた糊を水刷毛でサッサと掃くように。
あとはきれいに濯いで、干します。乾けば完成!!
こんなに水でジャブジャブ、洗濯物のように干して大丈夫?と思うかもしれませんが、
大丈夫です。桂樹舎の和紙は分厚く漉かれているので、とっても丈夫です。
使い方はいろいろ。敷物として、額に入れて絵として飾っても素敵ですよ。
今回の実演で吉田さんが色付けして下さった和紙は、d47 design travel storeで販売しています!
NIPPON VISION GALLERY 富山「桂樹舎の和紙と型染め」は5月6日まで開催しています。
(d47 design travel store 吉田)