誰からも愛され、飲んだ人が幸せを感じられるようにと願いを込めてつくられたクラフトビール。
那須高原の豊かな自然と、豊富に湧き出る那須連山の雪解け水で仕込まれた、無ろ過ビールは、
今までのクラフトビールのイメージをがらりと変えてくれるものでした。
なかでも、“愛”は、その名の通り、口に含んだ時の刺激、苦み、香り、喉ごしにいたるまで、
全てが、優しく仕込まれていて、作り手の優しさを感じる事のできるビールでした。
写真は、ビール作りの哲学を熱く語って下さった、那須高原ビールの小山田社長。
参加して下さった方々も、ビールという共通の話題で盛り上がり、楽しんで過ごしている様子でした。
まさに、那須高原ビールの、“愛”と”幸”に包まれた夜になりました。
(d47 design travel store 稗田)
■4月16日(水) 埼玉ナイト / コエドブルワリー
2日目の夜は埼玉ナイト。コエドブルワリーの朝霧社長がゲストでした。
コエドブルワリー定番の「紅赤」「伽羅」「白」と、限定樽生の「雪月花」をご用意しました。
雪月花は、カナダのブルワー・ルークさんとコエドビール職人の植竹さんによって作られたビール。
赤みがかった琥珀色のセゾンというスタイルのビールで、スパイシーであり、フルーティでもあります。
アルコール度数は4%と低めで何杯でも飲めてしまいそう。。
トークの後は朝霧社長もビールを片手にお客様の輪の中へ。
トークではお聞きしきれなかったラベルデザインの話などで盛り上がりました。
この日のお料理は川越銘菓「いも恋」。
d47食堂からは「紅赤」の原料にもなっている紅赤芋の素揚げやポテトサラダでした。
甘みのある芋で、さすが「紅赤」との相性は抜群!
ご友人やご夫婦でのお申し込みだけでなく、お一人でご参加の方も多い会でした。
それぞれに熱心にトークに聞き入り、お客様同士でもグラスを交わす良い夜となりました。
(d47 design travel store 佐藤)
■4月17日(木) 沖縄ナイト / ヘリオス酒造
第3夜は「沖縄ナイト/ヘリオス酒造」。
沖縄スタイルの乾杯、“かり~!”のかけ声でスタート、“かり~”にはお祝いの意味があるそうです!
沖縄ナイトはビール以外にも、ヘリオス酒造で作られるラム酒や泡盛も登場。
そのラム酒とフレッシュアップルミントでモヒートを楽しみました。
これでもか!というほどのミントとライムを投入、爽快な味で好評いただきました!
そしてビールのフレーバーとしては珍しい“GOYA DRY” 。
ゴーヤの味がするものの、後味すっきりなビールにみなさんびっくり。
おつまみの塩豚やミミガーとの相性も抜群によく、
ビール、塩豚、ビール、ミミガー…と、どんどんお酒とお箸が進みます!
ヘリオス酒造の松田さんには、全国にある100ほどのブルワーさん達との繋がりをうかがいました。
100もクラフトビールの醸造所があることにまずびっくり。
いまの流行のフレーバーなどの話をされるそうで、交流は深いそうです。
ブルワーさん同士の話を横でこっそり聞いてみたいなーと思いました。
ほかにも、ふわっと柑橘の香りが楽しめるライトな喉ごしの「シークワーサーホワイトエール」や
d&department 沖縄店から紹介いただいたおつまみ「亀の甲せんべい」「波照間黒糖」もいただき、
おかわりが止まない夜となりました。(沖縄店の皆様も、ありがとうございました!)
もう満腹!
ごちそうさまでした!
(d47 design travel store 薗部)
■4月18日(金) 静岡ナイト / ベアード・ブルーイング
4日目は「静岡ナイト/ベアード・ブルーイング」。
最終日にして参加者最多!なんと34名もの方々にお集りいただきました。
ベアード・ブルーイングからはブルワーの田口さんをお迎えし、
ベアード夫妻の創業の想いから、生ホップやモルツなどの素材へのこだわり、
とにかく手づくりいこだわり抜いた製造方法までをじっくりとお話していただきました。
photo©Fumiaki Yamazaki
今日の主役は、この4本。
・樽生「無礼講時間」
・「 スルガベイインペリアルIPA」
・「シングルテイクセッションエール」
・「沼津ラガー」
全種類いただきましたが、とにかく味が濃くて深いんです!
素材の味と香りがちゃんとするビール。
ビールって本当に美味しいなと素直に思わせてくれる、そんな味でした。
そして気になったのが、ラベルデザイン。イラストが力強くて個性的ですよね。
実は今回の参加者の中にこのデザイナーさんが!!!
西田栄子さんです。
photo©Fumiaki Yamazaki
ちゃんと手がかけられて作られているということを伝えるために、版画を選んだのだとか。
ラベルにもこだわりが感じられますね。
それにしても、デザイナーさんがこんなにかわいらしい女性の方だとは思いませんでした。
よーく見ると、ホップが描かれているんです。
この描かれているホップの数は、なんと苦みのバロメーターなんだとか!
今度、みなさんもチェックしてみてくださいね。
後半は、みなさん好きなビールとおつまみを手に、
ワイワイ楽しくお話をされていました。
スタッフの私たちもついつい飲み過ぎてしまいました。
ありがとうございました!
(d47 design travel store 吉田)
美味しいビールと、ブルワーさんの熱い思いと、お客さまの熱気に包まれ、盛り上がった4日間。
日本酒やワインが、それぞれの産地で個性的な味があるように、
ビールも、その土地や作られた年でそれぞれ違った味わいがある。
その違いを、これからも、もっともっと楽しんでいきたいと感じました。
お越し頂いたブルワーの皆様、そしてご参加頂いたお客さま、本当にありがとうございました!