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七夕の夜は、まえつる角打ち酒の会

2014年7月7日に開催された、第5回 角打ち酒の会の様子をレポートします。

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d47 design travel storeでは2月・7月・11月の日本酒が特別においしくなる時期に、

山口県 「地酒のまえつる」の前鶴健蔵さんをお店にお招きして

「角打ち酒の会」を開催しています。

 

d design travel 山口号で紹介した「地酒のまえつる」では、

毎晩お店の一角で〝角打ち〟と呼ばれる立ち飲みをしています。

それをd47 design travel storeでも再現できないかと考えて実施したのがこの企画。

前鶴健蔵さんによる出張角打ちは、今回で第5回をむかえ七夕に合わせての会となりました。

 

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「地酒のまえつる」若き2代目 前鶴さん

 

予約も満員御礼、30人を超える参加となり、始まる前から熱気であふれる店内。

 

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今回は前鶴さんの店頭で実際使用しているおつまみラックまで出張してもらい、たくさんの地元おつまみが並び、「まるで本当のお店みたい」と前鶴さん。

 

 

今回のテーマは「山口県の夏の日本酒を味わう夜」。

日本酒は燗にしたり鍋と一緒にいただいたり。。。冬のイメージが強いですが、

夏には夏の日本酒があります。

 

夏酒は、冬の日本酒よりもスッキリと切れのある造りが特徴なのだそう。

今回はよりお酒の特徴を感じてもらおうと、

「香」の酒3種・「味」の酒3種・スパークリング2種・東洋美人3種というテーマを4つ用意し、

それぞれお酒をご用意しました。

一番人気はスパークリング酒が並ぶテーブル。

d design travel発刊人のナガオカケンメイ曰く、一般の市場では流通していないものだそう。

たしかに、うまい。微炭酸が後味をさらりとさらってくれて綺麗な味わいでした。

 

山口が地元の方のお話では、角打ちは本当に日常の1コマ。

大きなイベントごとでなく、よく学生時代にふらっと酒屋によっては

ビールケースをひっくり返し椅子代わりにしてビールを飲んだな、とのこと。

道の角で酒をうつ(呑む)から角打ちなんだっけな、

と思い起こしながら日本酒を楽しんでる様子が、山口県出身の方が羨ましくなる話で印象的でした。

 

 

そして今回もd47食堂から料理長力作のお料理が届きました。

 

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山口県岩国地方での行事で欠かせないお椀、大平汁が日本酒で熱くなった胃をなだめてくれるような、

とても優しい味。

わかめおにぎりはホッとさせてくれる一品。母の味を思い出します。

なんと嬉しいことに、会の前日、下関出身の食堂スタッフのお母さまが干してくれたわかめが到着。

これを使わせていただきました!

 

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恒例のジャンケン大会も大盛り上がり。

拳に力が入りました!

 

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最後には全員そろっての写真撮影。

みんなほろ酔い、いい笑顔です。

 

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さて、次回出張角打ちは11月を予定しております。

第6回目となる会にはどんな日本酒が並ぶでしょう、いまから楽しみです。

乞うご期待!

 


d47 design travel store 薗部

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