会 期 | 2015年1月22日(木) |
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時 間 | 20:00 - 21:30 |
場 所 | d47 design travel store |
料 金 | 1,500円(当日現金にてお支払いください) |
事前申込 | 要 |
1月22日(木)d47 design travel storeでは、ものづくりをテーマに勉強会を開催します。
d47 design travel storeでは、生活に必要な道具についての勉強会を開催しています。
素材や産地、作る人、デザイナーなど、毎回テーマを変えて考えていきます。
私たちの生活に必要な道具は、木や漆、土や石、金属などさまざまな素材からできています。
それらは、人の手や機械を介して、漆器や陶磁器に形を変え、私たちの生活を支えてくれます。
その素材や技術、扱い方や作り手について知ることができたら、物を買う前に自分でよく考え、
愛着と覚悟を持って使い始めることができるはずです。
今回は錫の器についての話。
錫というと普段はあまり馴染みのない素材ですが、酸化や腐食に強く飲食の器として使われてきました。
日本では、神社で用いられる御神酒徳利、西洋ではピューター(錫を主成分にした合金)が高級食器として
重宝されてきました。また、熱伝導率が高く、器の外側が中に入れた液体と同じ温度になるため、
お燗の道具、ちろりにも使われたりしてきました。
また、水の雑味を取り除き、まろやかにするとも言われており、
昔は井戸に錫の塊を沈めておく所もあったそうです。
錫光では「鋳造」「ロクロ挽き」「鎚目打ち」の工程を経て、酒器やお茶の道具を作っています。
今回は錫の特性や工程を学びながら、実際に水やお酒を飲み比べてみたいと思います。
■お申し込み方法
店頭もしくはお電話にて(d47 design travel store/03-6427-2301)
■定員
20名
1987年 先代の光山(こうざん)の独立に伴い設立。伝統的な製法にこだわりながら錫の普及に努めた。
2001年「現代の名工」、2003年「黄綬褒 章」を賜り、組合や団体が無い中、
個人の活動として錫工芸が認知された。
光山亡き後も、毎年20年以上にわたり「彩の国(埼玉県)優良ブランド品」の認定 を維持し、
2007年朝日現代クラフト展に入選するなど、間近に見た現代の名工の技を継承するべく活動を続けている。
NIPPON VISION GALLERY 埼玉 錫光の錫器
会期:2015年1月8日(木)~1月28日(水)
時間:11:00~20:00(最終日は、17:00まで)