現在d47 design travel storeで行われている、NIPPON VISION GALLERY 佐賀「森正洋の平形めし茶碗」展。
残すところあと1週間となりました。色とりどりの器が、136種並びます。
少し大きいように見える「平形めし茶碗」。
通常の茶碗より3センチほど間口が広い、直径15センチ。
中の絵柄も楽しめるよう、高さを浅くしたデザインです。
女性の私の手にも軽くて持ちやすい。たくさん具材を載せた丼ものにも使えます。
ご飯はもちろんのこと、
メインで竜田揚げにしても、
揚げ出し豆腐にしても、
サラダでも副菜でも、デザートでも。
器のことを考えて、家族のことを考えて、料理をしてみました。
絵柄のないいつものお皿より、料理がおいしく見えました。
お味噌汁のお椀や平皿とあわせても、サイズがバランスよく食卓に合い、食事が楽しくなりました。
今回は、カフェで平形めし茶碗を使っているという北海道店から、“料理シート”(※トップ画像参照)を
借りています。器の使い方を想像できるようにと、ご飯やおかず、デザートなど10種類ご用意。
迷ったら、気軽にスタッフにお声がけください。
そして、特別に4月1日(水)まで、d47食堂で夜の単品メニューの一部を平形めし茶碗でお出しています。
春のおひたしや土手焼きなど、内容はd47食堂スタッフまで。
春を感じる一品。どんな柄で出るかはお楽しみです。
この「平形めし茶碗」は、長崎県白山陶器で作られている波佐見焼の器です。
30年ほど前に、故・森正洋さんが構想を練り、デザインし、1992年に発表されました。
森さんは毎日絵柄を考え、白山陶器の職人に釉薬の具合などを試させていたと聞きます。
いま見ても新しく現代的なデザイン。同じ柄でも少しずつ異なるのは、いまでも職人の手で絵付けし、
釉薬を掛けているから。温かみがあり、食卓を楽しく彩ってくれます。
お手入れ方法は、長く大切に使用してほしいため、手洗いをおすすめしています。
電子レンジは使用可。うれしいですね。
d 47 design travel store
澤田