会 期 | 2015年11月26日(木) - 2015年12月28日(月) |
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時 間 | 11:00 - 20:00(※最終日 17:00まで) |
場 所 | d47 design travel store(ヒカリエ8階) |
事前申込 | 不要 |
岩手県 浄法寺の “普段使いの漆器” をご紹介します。
いま、日本で使われている漆の約97%は中国製。残りの約3%は国産の漆、その7割が岩手県二戸市浄法寺という土地で生産されています。15年育てた漆の木から採取する漆は、約200グラム。牛乳瓶1本分です。その年に掻き切った漆の木を伐採し、また15年かけて育てます。重要文化財の修復にも用いられている貴重な国産漆。二戸市にある滴生舎でつくられる漆器のほとんどが、下塗りから上塗りまで浄法寺産の漆を使っています。
ツヤを抑えた塗りで加飾もなく、シンプルながら使うほどにツヤが増す、日常に寄り添う器です。
漆器は塗り直しや修理をすることで一生使うことができます。手に口にしっとり吸い付くような感触は漆ならでは。
d47食堂の汁碗としても毎日使用しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
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場 所:d47 design travel store
料 金:2,500円(当日現金にてお支払いください)
定 員:20名
※事前予約制
テーマは「漆」。d47食堂でお味噌汁のお椀としてお馴染みの、浄法寺塗りの滴生舎より、塗り師の小田島勇氏と漆掻き師の鈴木健司氏をゲストにお迎えし、漆の採取の仕方をはじめ、器ができるまで、産地の現状、普段の生活の中での扱い方や取り入れ方、修理についてお話しいただきます。実際の器を使った軽食もあります。