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NIPPON VISION MARKET 富山 桂樹舎の和紙と型染

会 期 2016年3月 1日(火) - 2016年3月28日(月)
時 間 11:00 - 20:00(※最終日 17:00まで)
場 所 d47 design travel store(ヒカリエ8階)
事前申込 不要

一枚一枚手で漉かれた丈夫な和紙、鮮やかな型染めの柄。

八尾和紙の伝統を受け継ぐ、富山県 桂樹舎の和紙を特集します。

日本の和紙は、古くから文字を書き写す他にも、建築物の一部として障子紙に使われたり、
雨を凌ぐ傘や、染織の型紙に使われる際は柿渋を塗り、水にも耐えられる加工をしたりと、
様々な用途に使われてきました。
 
主に書物や、印刷用紙として発展してきた中国・西洋の紙に比べ、和紙は厚く丈夫に作られ、
珍しい発展をしてきたと言えます。
 
室町時代より続く「八尾和紙」は、越中薬売りの発展とともに、薬包紙として栄えてきました。
しかし、西洋から機械漉きの技術が伝わることで次第に衰退。手漉きの和紙工房は、今では1軒が残るのみです。
 
その最後の和紙工房が「桂樹舎」です。
 
「桂樹舎」の和紙は、先代・吉田桂介氏が、染織家・芹沢銈介氏の元で学び、
布ものの染色技術である「型染め」を取り入れた、鮮やかな柄が特徴です。
民芸の影響を受けて描かれた、古さを感じさせないでデザイン。
そして、厚手に漉かれ手で揉み込まれた、和紙とは思えない丈夫さ。
 
今回は、名刺入れやブックカバー、座布団などの生活用品をご紹介します。
 
実際に触って、桂樹舎の和紙の魅力を感じてください。

EVENT

関連企画:d SCHOOL わかりやすい和紙 - 富山県の八尾和紙 -

 

「NIPPON VISION MARKET 富山 桂樹舎の和紙と型染」の特集に合わせて、「桂樹舎」代表の吉田泰樹さんをお迎えして、和紙の勉強会を開催します。今回の勉強会では、先代・吉田桂介氏と染織家・芹沢銈介氏との出会い、そこから生まれた「型染め」の技法と図案について伺います。そして今も、手漉きで一枚一枚作り、染め、手間をかけて作られる八尾和紙が、なぜ今の時代にも残り続けるのか、その理由も探っていきたいと思います。

 

■概要
・日時:2016年3月11日(金)20:00〜21:30
・参加費:1,500円
お申し込みは、こちら
 
 
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