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NIPPON VISION MARKET 岩手「浄法寺の漆と器」

会 期 2016年11月29日(火) - 2016年12月26日(月)
時 間 11:00 - 20:00(※最終日 17:00まで)
場 所 d47 design travel store(ヒカリエ8階)
事前申込 不要

岩手県 浄法寺の “日常に寄り添う、一生ものの漆器” をご紹介します。

日本で使われている漆の約97%は中国製。残りの約3%は国産の漆、その7割が岩手県二戸市浄法寺という土地で生産されています。15年育てた漆の木から採取する漆は約200グラム、牛乳瓶1本分です。その年に掻き切った漆の木を伐採し、また15年かけて育てます。重要文化財の修復に用いられている貴重な国産漆。二戸市にある滴生舎でつくられる漆器のほとんどが、下塗りから上塗りまで浄法寺産の漆を使っています。ツヤを抑えた塗りで加飾もなく、シンプルながら使うほどにツヤが増す、日常に寄り添う器です。

 

漆器は塗り直しや修理をすることで、長く使い続けることができます。手に口にしっとり吸い付くような感触は漆ならでは。今回は、滴生舎の汁椀、弁当箱や箸、匙をはじめ、浄法寺漆の復興に尽力された岩舘隆さんや、若手作家の器などが並びます。

 

また、隣接するd47食堂では、滴生舎の汁碗で毎日お味噌汁を提供しています。

迷われたらぜひ一度お試しください。

 

 
20151127NVM滴生舎_500pxl.jpg

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滴生舎
 
岩手県浄法寺「御山」の山麓に建つ「滴生舎」は、浄法寺塗の工房を併設し、浄法寺の漆を使った漆器や漆芸品を展示販売している施設です。滴生舎とは、漆の一滴一滴を大切に採取することから始まり、暮らしに根ざし、暮らしを彩る本物の漆器づくりに至る「浄法寺漆の世界」を伝えることをめざして命名されました。作業見学や体験教室のほか、引き出物や特注品の受注、地方発送、修理などのご相談にも応じています。
 
岩手県二戸市浄法寺町御山中前田23-6
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