日本各地で異なる味噌の味。米・麦・豆の原料の違いで味噌を楽しむ2週間。
お味噌汁など普段の料理から、個性豊かな郷土料理まで、私たちの食文化に深く根付いている“味噌”。
「手前味噌」という言葉があるように、かつてはそれぞれの家庭で作られてきた味噌は、
その土地の風土や文化の影響を受けて、地域毎に違った味が作られてきました。
味噌の原料は、麹と塩と米・麦・豆などの穀物。使う穀物は、地域によって異なり、
穀物の違いで、味噌の味わいも大きく変わります。
今回は、4つの地域の味噌を通して、個性豊かな日本の味噌文化をご紹介します。
本州全般でもっとも広く食べられている米味噌は、長野県 井上醸造。
九州や西日本の一部で食べられている麦味噌は、山口県 光浦醸造。
愛知県でしか作られていない豆味噌を400年以上にもわたり作り続ける、愛知県 まるや八丁味噌。
そして、米麹と麦麹の両方を使う珍しい甲州味噌を作る、山梨県 五味醤油。
また、味噌を使ったお菓子や、自分で味噌を仕込む「味噌キット」もあわせてご紹介。
期間中は、実際に味噌を召し上がって頂くコーナーもご用意します。
味噌を通じて、各地の食の個性を楽しみましょう!