会 期 | 2018年3月 1日(木) - 2018年3月30日(金) |
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時 間 | 11:00 - 20:00(※最終日は17:00まで) |
場 所 | d47 design travel store (渋谷ヒカリエ8階) |
事前申込 | 不要 |
冬の食卓にも柔らかい光を添えてくれる、安土草多さんのガラス器をご紹介します。
岐阜県の山岳都市、飛騨高山に工房をかまえるガラス作家・安土草多さん。
たったひとりで作品を作り続けている草多さんは、
「作家と名乗る以上、メーカーにはできないものを作らなければ、意味がない」という思いで、
”自分でなければ作る事ができない物”を日々生み出しています。
草多さんのガラスには、不思議な温かさを感じます。
ぽってりとした厚み、つい魅入ってしまう流動的な揺らぎの表情。
一般的にガラスが持つ印象とは相反する、人肌のような温もりを内包しているのです。
冬になれば雪深く、寒さの厳しい飛騨高山。
生まれ育った土地の環境の中で、草多さんが10年以上かけて行き着いた”自分らしさ”。
けして主張しすぎないけれど、何気ない食卓の上に確かな存在感で在ってくれる器やグラスは、
他にひとつとないものです。
d47 design travel storeと同フロアにあるd47食堂でも、定食の小鉢や酒器として、
草多さんの作品を長年愛用しています。
今回は、食器や酒器、ペンダントライトなどを特集のためにご用意いただきました。
まずは店頭のグラスをひとつ、手にとってください。
光にかざしてみたり、またテーブルに戻して、
落ちる影の揺らめきを数秒、じっと見るのもおすすめです。
安土草多(あづちそうた)
1979年、岐阜県高山市生まれ。
2001年、父・安土忠久さんの下で宙吹きガラスを学ぶ。
2002年、高山に築窯。
2016年、『d design travel 岐阜』P122-123「作家とは何か?」掲載にて紹介。