会 期 | 2018年8月31日(金) - 2018年9月25日(火) |
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時 間 | 11:00 - 20:00(最終日は17:00まで) |
場 所 | d47 design travel store(ヒカリエ8階) |
事前申込 | 不要 |
富士山を代表する山々などのダイナミックな図案、美しい色彩。
60年以上染めと向き合う、山内武志さんの型染めをぜひご覧ください。
江戸時代より染物の産地と知られる浜松の紺屋(染物屋)に生まれ、人間国宝の故・芹沢銈介に6年間師事し、60年以上染めと向き合い続けている山内武志さん。山内さんが幼い頃、近くに数十軒あった染物屋は今ではほとんどありません。80歳になった今でも工房に立ち、型彫り、糊つけ、染色まですべてひとりで行なっています。山内さんが染め上げる富士山を代表とする山々や、遠州灘の波を連想する曲線を帯びたダイナミックな図案、色彩はとても潔く美しくモダンで、現代の生活に取り入れたくなります。
今回、人気の高い山の暖簾をはじめ、風呂敷や椅子敷、卓布、手拭いなどたくさんご用意していただきました。普段取り扱いのない商品や新商品も並びます。山内さんの染めものが一堂に集まる貴重な機会です。ぜひお立ち寄りください。
山内 武志(やまうち たけし)
染色家。昭和13年、浜松市に文化年間から続く紺屋に生まれる。浜松工業高校卒業、芹沢染紙研究所に入門。師の創作の傍らで制作の一端に従事。6年間の修業後帰郷し、地元の需要・要望に応えた制作を行うとともに、オリジナルの創作を行い全国各地で展示会を開催。今年で79歳、現在も毎日工房に立ち、染めと向き合い続けている。「アトリエぬいや」店主。