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04/d47 MUSEUM

佐賀の美味しいもの

 

2/6から始まったd design travel SAGA EXHIBITIONも折り返しを迎えました。

併設のMUSEUM SHOPではd design travelに掲載されている商品の販売をしています。

佐賀県は毎年トップ争いをする程、全国でも一人当たりの羊羹の消費量が高いと言われています。

その中でも長崎街道(通称:シュガーロード)の真ん中に位置する小城市内には、
なんと、20軒以上もの羊羹屋が集中しています。
 
d47 MUSEUM SHOPでは大正10年から小城市にお店を構える八頭司伝吉の小城羊羹を販売しています。
中でも皆さんがよく購入されるのが、こちらの「小城の昔ようかん(ひとくち)」。
ひとくちと言っても、実際に食べるのには、ふたくちかかります。
 
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「小城の昔ようかん 10個入 ¥525」(小豆、抹茶、しろあんの3種類が入っています)
 
ひとくち目を終えて注目していただきたいのが、噛み終えた後の羊羹の断面。
 
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表面は砂糖でコーティングされて少し固く、シャリシャリとしています。
他社の小城羊羹と食べ比べてみたところ、砂糖のコーティングは少し厚め。
中の羊羹の柔らかさと、シャリシャリとした食感のギャップが小城羊羹の魅力だと私は感じます。
 
甘さは控えめなので、食べ始めたら止まらなくなってしまいます。
ひとくち羊羹の他にも、一つの味をたっぷりと味わいたい方向けに棒タイプも販売しております。
 
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他にも、本誌に掲載されている商品を販売していますので、
佐賀展を見終えた後には、是非ショップにもお立ち寄りください。

d47 MUSEUM SHOPでは上記でご紹介した小城羊羹にピッタリの和紅茶も販売しています。

ちなみに和紅茶とは...
「日本で育った茶の樹を使い、日本で紅茶に加工されたお茶」のことです。
 
MUSEUM SHOPで販売しているのは3種類。
 
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右から
 
【嬉野アールグレイ】
渋味が少ないのでアイスティーにすると美味。
 
【嬉野紅茶】
渋味はなくサッパリとしているので、あんこ(羊羹とも相性バッチリです)
や醤油系のお料理にも合わせると美味しいです。
 
【いちご紅茶〜さがほのか〜】
私のオススメ。封を切らなくても、いちごの良い香りがします。
あられ糖が中に入っているので、ほんのり甘い。
中に佐賀県産のいちごの葉っぱも入っていて見た目にも可愛いです。
 
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和紅茶の特徴は、茶葉をずっと浸しておいても渋味が出にくく、
輸入物の紅茶のようにキシキシしないことです。
特にうれしの紅茶は買って直ぐよりも、1年後の方が美味しくなり、また
お茶を抽出する時もじっくり時間をかけると逆に渋味が少なくなるそうです。
 
長くなりますが、へぇ〜と思ったのでもう一つ。
なぜ、渋味が少ないのかというと、インドやスリランカ等に比べて日本は日射量が穏やかなので
カフェインやタンニンなどの渋味を感じる成分の生成が抑えられる為、と言われています。
 
もっと和紅茶を知りたいという方は、こちらの本にとっても分かりやすく書いてあります。
お茶を淹れる時間がとっても楽しくなります。
 
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d design travel store 矢島