現在d47 MUSEUMにて開催中の「文化誌は街の意識を変える展」。
展覧会の楽しみ方を、d47 MUSEUM事務局の黒江がお話しさせていただきます。
まずは、渋谷ヒカリエ8Fのd47 MUSEUMへ。
入り口のタイトル「文化誌が街の意識を変える展」が目印。
エントランスに入ると、左手に概要文が。なぜこの展覧会を企画したかをお話ししています。
奥には、ヒカリエの8Fが配信する88秒の映像、「8TV」が上映されています。
ちなみに、ここまでは入場料はかかりません。
少し気になるなぁ、、、という方は、こちらへ入って、文化誌は本当に面白いのか、、、と
少し考えてみていただけると嬉しいです。
そして、エントランスで是非読んでいただきたいのが、中原蒼二さんからこの展覧会へ頂いた
お話しです。福岡県の文化誌として出展されている『雲のうえ』の創刊プロデューサーである
中原さん。文化誌の持つ意味を考えさせられます。
では早速、展示会場へ。
ですが!その前に、ガイダンスを借りるのがお勧め。
全国からFacebookで集められたiPodを使用しています。
それぞれの編集者や担当者など、文化誌に関わる人の話しを直接聞くことができます。
普段は文章で表現されている編集者の皆さん。ガイダンスの収録は、電話で行いましたが、
始めは嫌がる方もかなり多く、、、 それでも、皆さん自身の制作への想いをお話し頂いています。
展示台上では各県1冊ずつ手に取って読んで頂けます。
バックナンバーも全部読みたい!という方は、会場内に閲覧コーナーがありますので、ご安心を。
手前の文化誌をずらすと、情報を見る事が出来ます。創刊の年や制作人数、制作費の割合や、
配布の頻度、県内外の比率など、、、 以外にも少ない人数で作られていたり、これを行政が?!
という驚きもあると思います。
展示台上に吊り下っているキャッチフレーズは、d47 MUSEUMとして、
47の文化誌それぞれにつけさせてもらいました。
広島県の『TRANSIT via せとうち』は、世界を見てきたトランジット編集部が
広島を見るとこう見える。という視点が面白いので「世界視点」としました。
それぞれのキャッチフレーズや、情報をまとめて見たい!という方には
公式図録も販売していますので、こちらをどうぞ。
気になった文化誌は、閲覧コーナーでゆっくりと椅子に座って読んで下さい。
お茶も用意していますので、心ゆくまでどうぞ。ちなみに、当日に限り再入場が可能です。
閲覧コーナーで媒体名に小さな赤丸がついているものは、
隣りのd47 design travel storeにて販売しています。
そして、この展覧会の楽しみ方の最も重要なポイントは「フォーラム」です。
『文化誌が街の意識を変える展』は、展示とフォーラムがひとつになっている企画。
期間中のフォーラム企画は全3回。
編集者を招き、編集の視点や、継続するには、経営、これからの編集者の在り方など、、、
現場の生の声を聞から、ローカル発信のこれからを考えます。
詳しくはこちらから
『文化誌が街の意識を変える展』は会期は6月15日までです。
是非お越し下さい。
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d47 MUSEUM 黒江美穂