8/

04/d47 MUSEUM

渋谷ヒカリエ8/では「迷いと発見」の物産展を開催中「TOKYO WANDERING CRAFT 2014」

d47 MUSEUMがある渋谷ヒカリエ8Fでは、現在「TOKYO WANDERING CRAFT 2014」を開催中。

渋谷を、悩みながらも、挑戦する、若々しい感覚が集まる「迷いの街」、SHIBUYA=〈WANDER〉と位置づけ、そこで悩み、共感し、見つける、今までにない物産展が始まっています。

_MG_5220_1.jpg

 

8Fのそれぞれの場所で「迷いと発見」をテーマに様々な企画が行われています。

d47 MUSEUMでは「デザイン物産 2014」として、47都道府県の「工芸」と「食」を集め、
日本のものづくりとデザインの「進化」を見つける展覧会を開催中。

_MG_4941.jpg


各県ごとに、工芸と食それぞれの「伝統=origin」と「進化したもの=design」を対比させながら、
長く愛されてきたものづくりの力強さと、そのリニューアルのお手本が集まった展覧会です。


_MG_5195.jpg
梅干しのパッケージといえば、これという「定番のデザイン」

_MG_5196.jpg
「容器に蓋をしてバンドで留める」という要素は残しながらも、このまま贈り物としても使えるパッケージ

 

_MG_5201_1.jpg
東京の伝統工芸「江戸切子」は色合や、柄の付け方が伝統的。お土産品としての需要だったもの。


_MG_5203.jpg
伝統的な技術をつかいながら、今の生活、需要に応える新しいかたち
 


その土地の風土から生まれた伝統あるものと、その流れを大切にしながらも進化する、
それぞれの展示品からは、「何を残して、何を変えるのか」を学ぶことができます。

_MG_5209.jpg
元々の筆文字の要素を残しながら、新しくデザインされたもの。何を残して、何を帰るか。

===============

お隣のCOURTでは、お米に焦点を当てたライフスタイルショプ「AKOMEYA TOKYO」による、
お米と共に楽しむ、食品や器、ワークショップなどを開催中。

_MG_5221.jpg

銀座のお店がそのまま来たようで、お米の楽しみ方、日々の食卓を考えるきっかけになります。

===============

CUBE1,2では、welfare trade shop「マジェルカ」が扱う、障がいを持つ方々がつくる作品がずらり。

_MG_5223.jpg

個性溢れる作品は、「特別なもの」という視点ではなく、単純に「かわいい、欲しい」と思う魅力を感じます。
 

===============
 

そして、CUBE 3では、この「TOKYO WANDERING CRAFT 2014」の為に集まった、
ローカルな新しいプロジェクト「迷いと発見のプロジェクト」が開催中。
日本各地で生まれている、その土地の魅力を磨く、3つのプロジェクトが集まりました。

_MG_5233.jpg

東北からは、「想いを伝える贈り物」をあつめた、TOHOK(とーほく)
_MG_5227.jpg

京都からは衣類再生プロジェクト Re:(リコロン)
今回は、カバン作家のカガリユウスケが手がけたシリーズを展開。
_MG_5231.jpg

広島からは、サイクリスト施設のONOMICHI U2 のオリジナル商品と、
メッセンジャーバックブランド「RESISTANT」と作った、バックパックなど。
_MG_5226.jpg

===============


その他にも8階では、様々な企画が開催中。
TOMIO KOYAMA ART GALLERYでフランス人アーティストの「JR展」を開催していたり、
d47 design travel storeでは、週末に実演販売や、勉強会を行っていたりと、新しい発見の詰まった期間になっています。
「TOKYO WANDERING CRAFT 2014」は8月25日(月)までの開催。
ヒカリエの8Fで「迷いと発見」の若々しい物産展を体感して下さい。


——————————————————
d47 MUSEUM 黒江美穂