d47 MUSEUMインターン3期生の田島由里絵です。
今年の2月から今回の展覧会「NIPPONの47人 2015 GRAPHIC DESIGN」のお手伝いをしています。
担当業務は、展示品を選定するための資料作成や、公式書籍などに使用するキャプションデータの取りまとめ、校正などの事務作業が中心。
特に公式書籍については、掲載する内容に間違いがないかを数人で協力しあい何度も確認していきます。
まずは、校正のルールを教えてもらうことから。校正に校正が入ることも、、、
神経がすり減るような作業で、一冊の本が様々な人の力が集まって完成していくことを身をもって学んでいます。
また、「音声ガイダンス」をつくるために、参加デザイナーの方々に直接電話をし、その声を収録するという初めての経験も。
スタッフの一員としてお話しさせていただくということに大変緊張してしまい冷や汗が止まらず汗だくになってしまいました、、、
ですが、デザイナーの方々も緊張されている様子。インタビュアーである私が緊張している場合ではない!! と自分に言い聞かせ、リラックスしてお話ししていただけるように、一方的な質問ではなく会話をするように努めました。
「デザインする際に心がけていること」などを伺ったのですが、視点は違えど、どなたも届ける相手のことを熟考し、デザインをしていらっしゃることが電話越しにもひしひしと伝わってきました。想いがとても熱かった、、、
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
この声を是非、お越しいただいた方に伝えたい!
皆様にご協力いただいた「音声ガイダンス」は、現在、会場入り口で無料貸出し中です。
作品を見ながら、それを手掛けたデザイナーさんのお話しを聞けることって滅多にありません。
是非お越しの際にお声掛けください!
そして、会期も始まり、実際に受付にも立ち始めました。
お越しいただいた方と接する中で、d47MUSEUMという場所に大きな期待を持っている方が大勢いらっしゃることを実感。
また、海外からお越しいただく方も多く、他国から見た日本のデザインはどのように映り、そして何を汲み取っていただけたのでしょうか、、、気になるところです。
まだお越しくださった方に話しかけることができずにいるので、今度勇気をだしてをうかがってみようと思います。
会場内にはアンケート用紙もございますので、いらした際にはぜひ声をお聞かせください。
初めての経験が多く、ただただ必死に取り組む日々が続いていますが、そのような中でも「d47」にお越しくださる方や、出展者の皆様、一緒に働くスタッフの方々との繋がりから、「d47」がここにある意味や私が何を求めてインターンに応募したのかを改めて考えるようになりました。
まだその考えは纏まっていませんが、インターン前の自身とは何かが変わってきたような気がしています。
ここで働かせていただける日数もあと僅か。
インターン後の自分に期待しつつ、必死な日々を楽しみたいと思います。
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d47 MUSEUM 田島由里絵