d47 MUSEUMでは、展覧会ごとにインターンを受け入れています。
そんな学生インターンの日々の様子をアップしています。今回はその第5回目。
日本では、蕎麦やうどんにはじまり、ラーメン、パスタ、素麺、冷麺などなど本当に多くの麺が食べられています。また、そのジャンルだけでなく、「麺の太さ」「味付け」「素材」なども含めると非常に多くのバリエーションがあり、多様な麺文化があります。恐らく、これほどまでに麺を堪能できる国は他にはないのではないでしょうか。
多種多様な日本の「麺文化」をお伝えするこの企画。現在8月6日のスタートに向け着々と準備を進めています。
今回出展予定の麺の資料を並べただけでもこれだけの種類が
そんな中、今回のインターンでこれまで私が行った仕事の一部を紹介します。
まずは、出展品情報のとりまとめ。こちらは展覧会の公式書籍にも記載される内容のため、もし間違って印刷されると取り返しがつきません。間違えがないように、エクセル上で工夫してみたり、ダブルチェックをしたりと、自分になりに作業に取り組んでいます。書籍が完成した時に感慨深いものになるように取り組みたいと思います。
そして先日、展覧会に出展していただく、埼玉県桶川市の製麺所「臼田製麺工業」さんにお邪魔させていただきました。
こちらは臼田製麺工業さん直営のお食事処「麺工房 麺処 今福屋」
こちらはすぐ隣にある工場
展示方法にの打ち合わせの他にも、「もともとこの辺の土地は旧五街道に近く、かつて旅人たちがうどんをよく食べていたことから、埼玉の麺文化が始まった」など、夏前のお忙しい時期にも関わらず、貴重なお話を聞かせていただきました。今回紹介する「武州うどん」は、うどんの中では細麺ですが、コシの強さが特長。麺の味はそうめんのようにあっさりしていて、これからの季節に食べやすい麺だと思います!
今のところ、私のインターン業務はサポートの域を出ておらず、大したことができないのが少しだけ歯がゆくもありますが、展覧会を多くの方々に楽しんで頂けるよう、頑張っていきたいと思います!まだまだ始まったばかりで、スタッフの皆さんの熱量に追いつけていないと感じるところも多々ありますが、楽しみながらこの日々を過ごしていきたいと思います!
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d47 MUSEUM 松田竜太